共に育つ愛の保育 491 おはようの挨拶で 楽しい一日の始まりにしたいものですね。

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共に育つ愛の保育 491 おはようの挨拶で 楽しい一日の始まりにしたいものですね。

に育つ愛の保育 491

おはようの挨拶で楽しい一日の始まりにしたいものですね。

                理事長    飯田 和也

 

新しい学年が始まりました。 毎朝、最初に子どもから味わうのが「おはよう」と元気な声で言えるこどもと、全く声が出ないでうつむいている子と、ちらっと顔を見るがさっと下を向いてしまう子等、様々な「おはよう」の挨拶のタイプが見られます。

よく見ると、元気な声で言える子どもの中には、かわいい笑顔で言う子と相手の顔を見ていない子もいます。 また、下を向いているが口元はもぞもぞと動いて聞こえないがおはようと言っている子もいます。

このような子どもたちの挨拶から教えられることは、今までの家庭環境や育てられ方が影響しています。 挨拶は聞いてくれる人がいるから挨拶したくなるという言葉があります。

声が小さく・聴きづらく・はっきりといえない子どもに対して『もっとはっきり大きな声で言いなさい』『恥ずかしがらないで顔見て言いなさい』とおはようという言葉を言わせたい親に育てられた場合に、たまに自分ははっきり言えない時であったりしたときには、自分は挨拶できない子という気持ちになる場合も見られます。

しかし、小さい声でもいいよ、はっきり出なく間違っていても「おはよう」がわかったよという温かく受け入れてくれる相手であれば、次には『おはよう』という意欲になります。

しかし、もう恥ずかしがってばかりでそんな子は嫌い、という押し付ける大人には、おはようはなかなか言えません。 また、おはようの言い方を失敗してもいいよ、少し間違っても大丈夫という温かく受け入れてくれる雰囲気があれば次には挨拶したくなります。

挨拶は、温かく間違ってもいいという愛のある雰囲気の笑顔で、かかわることで子どもから『かわいい声・楽しくなるような態度・本当に優しい姿勢』の「おはよう」という言葉が返ってきます。

周囲にいる大人や子どもたちに愛のある雰囲気を味合わせることで「自分は周囲から受け入れられている」「愛されている」という自覚となり、失敗しても言葉を出すことができると、いう自信が湧き一日が楽しい始まりになります。

一生の宝物を親子で育てたいですね。

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