こどもはこどもからほめられることで、愛されていると感じて生き抜く力となる

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     子どもは子どもからほめられることで、愛されていると感じて生き抜く力となる
                             統括園長 飯田 和也

 年長や年中児になると、給食の場面で当番が「用意はいいですか・手を合わせてください。眼を閉じてください」というと子どもたちは眼をとじて手をそっと合わせる子どもたちになります。

 中には眼を閉じることが出来なくてそっと薄眼を開けて周りを見たり、当番の方を見たりします。なかなかじっと眼を閉じることが出来なくて足をもぞもぞと動かせている子もいます。そのような眼を閉じることが出来ない子や出来る子がいるのが給食の保育場面です。
 今までの教育では、ここで頭ごなしに先生が〈●●くん、眼があいていますよ・静かにしなさい・フラフラしない〉という厳しい教育もありました。
 この先生からの厳しい言い方の影響よりも子ども同士の影響が子どもにとっては心に響くのではないでしょうか。当番の友達がおかずとごはんが並んでいるテーブルに静かに座っている子に、「●●ちゃん、上手だよ。△△くん上手だよ。みんな上手だよ、眼を開けてください。手を合わせてください。さんはい・いただきます」」と食べる時の約束する行為を認めて褒めてくれることで、静かに手を合わせて我慢して眼を閉じていると仲間の中で、自分が我慢して座っているのを見つけてくれる友達がいます。

 先生や親から文句やケチをつけられる事より、仲間に褒められることで快い感覚に結び付くように子どもたちは育っていきます。厳しく怒られることで嫌な気持ちになるとご飯もおかずもおいしく食べる雰囲気になりません。

 家庭でも肘がついているよ・おしりがもぞもぞしているよ・スプーン、箸の持ち方下手だよ・テレビばかり見ていてご飯が減っていないよと悪いところばかりを言いすぎると子どもたちは食べたくなりません。

 嫌いなおかずでも口をちょっとつけるだけでいいよ・今日はにおいを嗅ぐだけでいいよ・ご飯の量を少なくして食べられた喜びを与えられる配慮が求められます。

 全部残さず最後まで食べなさいといいすぎないで最初は味に敏感、匂いに鋭い・一度にかむことが苦手な子どももいます。 食事の前に子どもからほめられることで給食を一緒に食べたくなる温かい愛のある雰囲気を作ることで苦手なおかずも最初は見ている、チョツト口をつけるだけから友達のおいしく食べているモデルと楽しく食べる場から「先生見て」「「●●ちゃん食べた見て」「●〇君一緒に座って食べようね」といった食べたくなる雰囲気が出来、友だちと生きる意欲に結びつきます。

 家庭でも食べさせようという感覚から食べられてよかったねという愛される雰囲気を味合わせてあげてください。

  幼い時の子どもは親の影響が多くありました。しかし、集団では子ども同士の温かい雰囲気の影響が与えられて困難に出会っても乗り切る力、自分から●●する自発性が身についていきます。食べる時・約束を守る子どもたちの生きる力を信じて温かく見守っていきたいものです。

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