共に育つ愛の保育 490 子どもを受け持った先生は

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共に育つ愛の保育 490 子どもを受け持った先生は

490 子どもを受け持った先生は、園児たちと三月に別れても一緒にドッチしたこと・歌ったこと、折り紙したこと、〇〇できた時の笑顔、痛くて泣いたときの泣き顔、大好きな友達と手をつないで歩いたことずっと覚えていますよ。 飯田和也

子どもを受け持った先生という立場になった人は、こどもの話すことの遅い子がおはようと初めて言ったときの顔、笑ってくれなかったのが初めて笑ってくれた時のかわいい仕草、なかなか友だちと手をつなぐことができなかった子がそおっと手をつないだ時の表情、トイレができるようになった時「できたよ」と自信をつけた顔など、

どれだけ先生としてうれしいか心に残るのが保育という営みです。

受け持った子どもたちと別れても、時々子どもたちのことを思い出します。

学校では一人でいいから友達ができたかな、宿題で苦しんでいる時最初はひとつでいいと、多くの事要求していないかな,失敗してもいいといったこと覚えているかなと思い出すことがあります。

受け持った子どもたちの笑顔をいつまでも覚えています。特に縄跳びで「先生みてて」と言って跳んでいる姿を、数えて10回跳べたといった時にこっと笑った顔、ドッチボールで投げたボールが相手に当たって「あたり」と褒めてくれた時。

〇〇食べられてすごいねと褒めたとき、預かり保育で、お母さんが迎えに来た場面でにこっと笑って抱きついて嬉しそうに抱かれているとき、参観日でお父さんの顔を見つけてにこっと安心した雰囲気等たくさんかわいい笑顔が心に残っています。

担任をした子どもが、学校に行った時には頑張ってなんでもやろうとするのでなく、まず、においをかぐ・友達の動き優しいかうるさいか・いじわるかを観察する能力をもっていて欲しいです。

勉強は全て100点取ることに集中することでなく得意なこと一つでいいから、最後まで頑張ってやりとげているか・大きなケガしていないか身体も心配、友達とかかわる力、困った人を見つけたらすべて手伝うのでなくやりたくなるような手伝い方、新しい発見を見つける力、約束をしていないのに怒ったり、叱ったりするのは違うことを理解して生活していると思います。

大人になっても「約束はわかる言葉で優しく、丁寧に説明する、言いっぱなしにしないで褒め上手」こんな生き方をして欲しいと願っています。

困難に出会っても逃げるのでなく乗り切る力と自分から〇〇する力を身につけ、おもいやりのある人や無駄をしないで物を大切にする生き方です。

先生たちと友達との出会いは、50年先まで影響していることを理解して欲しいものです。

先生たちはずっと見守っていますよ。

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