親の心情『こどもが集団に慣れて入れるかという不安』解消
第二回目資料 統括園長 飯田 和也
第一回目資料で母親が周囲の親と親しくなる自己紹介・子どものいいところを一つ伝えることで自分は笑顔になり、母親同士が温かい雰囲気が出る体験をしました。
二回目の資料の考えと出会いでは、園で親に方針などのため使っているわかる言葉を取り上げて説明します。例えば、「親としてどのように理解できるか、預けて安心できるか、卒園までわが子を大切にしてもらえるか」を把握してもらうためのふれあいを考えたいと思います。
例えば、「園の方針について園長が説明の時に、笑顔が子どもたちや先生に見られれば、親として子どもの情緒が落ち着いているから笑顔に結び付いて安心できますよ。」また「先生や子どもたちにありがとうの言葉が園の中に飛び交っていれば、子どもたちは先生や友達に自分の言葉や態度が受け入れられ・認められて安心して活動できているととらえることができますよ。」
「子どもが第一です、主語は子どもという言葉があれば、先生や経営者が主語でなく親として保育場面は安心・安全な保育に結び付いていることがわかります」
入園前の説明やパンフレットにわが子に対してのふれあいについての言葉がわかるように書いてあることで安心できます。以上のような親を安心させる雰囲気や言葉の利用によって、母親は入園前の不安が少なくなります。
また、なれる保育として、入園後限られた少しの期間に園の施設・設備・遊具・クラスのこどもの行動・先生の言葉などを体験して、少しずつ慣れるための保育をしていくので親として安心する場面があります。
この慣れるための保育の重要なことは、親がこの園に入れて保育は安全・安心ということを把握し、子どもは音を聞くだけ・声を聴くだけ、先生が優しいか感じるだけ、トイレのにおいを体験する、光が明るいか、広さが広すぎないか、狭すぎないか、色がきつすぎないか、友達はどんな動きをしている、おもちゃは何がおいてあるか、滑り台はどんなかなどをこどもは敏感に感じている時期です。
このような慣らし保育やそれ以前の保育では、子どもを慣れさせることと同時に母親が園の方針や先生の保育に対する正しい情報をもって安心することです。
入園前に周囲の親からの「先生がいい」「施設が素晴らしい」「行事が多い」といった評判だけで自分の選択・決定した場合には子どもの発達「自我能力・主体性」を教育でどのように大切にしているか理解できなくて後悔する場合があります。
母親として卒園までに最後まで我慢して踊れる場が見られ涙・友達とそろえてきれいに歌えて感激・立つだけだったのが手をつないで優しく机を運び思いやりの育った時に涙など、一生子どもの成長を見られ親として幸せを味わい、親子で教育を見つけたいものです。温かい愛のある雰囲気の体験第一です。