研修資料 第3号 研修を受けている態度から教えられるものは「何を学ぶ」から「どのように学ぶか」意識して臨む生きる力を持っている保育者の姿勢です。

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研修資料 第3号 研修を受けている態度から教えられるものは「何を学ぶ」から「どのように学ぶか」意識して臨む生きる力を持っている保育者の姿勢です。

研修資料 第3号 研修を受けている態度から教えられるのは「何を学ぶか」から「どのように学ぶか」意識して臨む生きる力を持っている保育者の姿勢です。

アクティブラーニング「主体的で深い学び」の視点で研修を考える生き方

二歳児の公開保育の観察結果が異なるのは、研修や講習に参加する時、自分は具体的に何を研修したいかという自覚があるかないか。 飯田和也

 

ただ参加するというだけでは言葉を聞くだけ・座っていただけ・見ていただけ・時間がすぎただけという参加の仕方で無駄な研修に終わってしまう自覚のない人が,保育者の中でいかに多いか主体的を反省したいものです。

また、研修の最初に保育の内容の具体的な事例を挙げてから研修を始めるのが,現場で実践をしている人には入りやすいのではないでしょうか。

時間がなく忙しい職務をこなしている中で有意義な時間の使い方を身につけて人生を主体的に過ごすアクティブラーニングの生きる力のモデルです。

三つの柱を会得しないで公開保育を見た場合

三つの柱「資質と能力」の研修に参加する前に読まないで中身を会得しないで、公開保育「観察」に臨むと自分がこどもの発達を捉える偏りが出てしまいます。

三つの柱の言葉は知っているが中身を把握していないために研修会をしても討議に参加できない。また、参加しても研修内容が把握できなくて実践に結び付かない場合となります。

リーダー研修会で内閣府調査員が「保育の資質向上につながる保育の活用について。三つの柱を施設として共有すべきである・日誌を書くのに大切、砂場で遊んでいる活動を三つの柱で説明をする研修会があったそうです」

三つの柱を読んでいないで参加だけした人、初めて三つの柱の中身を聞く人にとっては全く話が見えなかったと思われます。

特に、園長・主任で子どもの発達を理解しようとしない人にとっては無駄な時間でしたと参加した園長からの報告でした。

聞く耳を持たない人がいる集まりでは、知識の研修を始める前に三つの柱の中身を会得させることから始めることが、

効果的で少しは砂場での「1知識 砂場の知識・砂場での砂の扱い方や遊び方の技術、2 思考力=砂場で砂とかかわることで新しい発見、判断力=肌触りの違いを判断する・においや砂の音を判断する・表現=自由になる砂の性質からトンネル、プリンの型抜き、水を加えたダム・川、スコップや道具で自由な発想での自分なりの表現。

非認知能力=砂に触ることができなかったが友達の触っている姿からチャレンジして触る。友達と砂場の道具を共有相手に貸すなどの思いやり。砂で大きな山を最後まで頑張って作り上げる力。砂に触ることができて自分にも道具や肌に砂がついても遊ぶことができ自信を持つ場。

このように砂場での三つの柱を具体的に説明する時、三つの柱の中身を具体的事例から発達を捉えることを最初に取り上げる研修会であれば「どのように学ぶか」興味が保育者として出るかもしれません

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