保護者への手紙 小学校になって作文を好きになるポイント 園内研修・新任研修資料

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保護者への手紙 小学校になって作文を好きになるポイント 園内研修・新任研修資料

園内研修 新任研修資料 保護者に出す手紙を必ず読み、全教職員が子どもへ教育方法を共有していることを確認する研修にすること。

保護者への手紙、小学校になって作文を好きになるポイント 書きたいものを発見する目さらに事実と自分の意見を分ける力を見つけハートマークでほめ上手な親を園内研修として必読し質を高める

保育者の書きたいもの、それは子どもの発達と援助です。

元名古屋柳城短大教授 飯田 和也

保育者が文章を書く時の癖があります。自分だけ理解している自己中心の文章でなく読んだ人に分かりやすい言葉、読み終わった時書いた子どもと親に恨まれない書き方を園内研修で全員が身に付けたいものです。

保育者の書きたいもの「発達」です。子どもの資質と能力を三つの柱「1 知識と技能、2思考力・判断力・表現力、3非認知能力」を捉え発達が偏らないために「五領域で点検します」。

保育現場で保育日誌や子どもの姿を記入するとき、日記・感想文のように自分しか理解できない子どもの姿だけ・自分の得意なところだけ書く人は文章力が偏って読む人には通じません。

保育のプロは乳幼児の発達を「五領域」で記入することです。一度に五領域のすべて書くことができないため事実として、いつ・どこで・誰と・何していたかを点検、評価し具体的に記録します。

偏らないために五領域で時々自分の癖を評価します。レポートには感想文にならないために、自分の意見として入園から今まで発達している個所の変容を記録するのが自分の意見です。

発達支援として自分から〇〇する、勉強とウンチは人に言われてするものでない主体性を促すための教育を具体的に働きかけたその結果変容したことを記入します。

その時に考慮することは、子どもの資質と能力を抑えるため三つの柱「知識・技能、思考力・判断力・表現力、そして非認知能力」を参考にして四月から変容したことを記入します。

ここで捉え方に偏る場合に隣の保育者や主任などと該当の子どもの知識は幅広くなったか、手先や運動能力は身についたことは何か、考える力は変化したか、自分で判断する能力は身についてきたか、また、上手でなくても自分なりの表現はしているか、さらには知能テストで測ることが出来ない、我慢して最後までやり遂げる力、物や人への思いやりやチャレンジはついているかということを一度にはすべてを書けません。

従って保育の場を幅広く捉え保育者として該当児の発達の資質と能力に対して自分の意見を記入します。三つの柱を会得していないと発達を捉え、発達支援が幅広くできたことの証には結び付きません。

幼稚園・こども園・保育園の卒園までだけでなく、高校卒業まで発達を保証する幼児教育が求められていることを学校関係者や地域の保護者は理解しなければ乳幼児の発達を促すことは困難になります。

高校まで感想文だけの作文で養成校に入り、事実と意見を分けることを経験していない場合は保育実習や園内研修で改善し正しい情報を伝える記入する能力を身につけたいと思います。

これらの作文のモデルはそれぞれの園の理念・方針・実践に添った先輩の言葉を取り入れ相談することです。自分で勝手に判断して文章を取り入れるとバラバラな保育観となります。

園長・主任は言葉の使い方の約束を「わかる言葉で優しく・丁寧に・言いっぱなしにしない」で園の方針に添っているところはハートマークをつけて書けていない保育者に違いを気づかせ、失敗するのが当たり前と受け入れる雰囲気をつくり優しい言い方で改善して新任を含め保育者を育てたいものです。

ねらいの立案・内容の言葉の使い方・環境構成の物的・人的・雰囲気などのわかる言葉の使い方の約束事を園内研修でしたいものです。ねらいと内容が重なるのでなく一文一つといった簡潔な書き方のルールを最初は必要です。

母親に通じる言葉は、子どもの目になって・耳になって・口になって・鼻になって・指先になって感じることで具体的に感性を磨くことが重要になります。園内研修で言い方については全員共有したいものです。

また、ノート・書類などに記録した時に悪いことは配慮したいものです。

10年・20年経って読んだ時に心に残る文章にするために長所をできるだけ記入します。欠点は、その時はできなかった・まだ資質と能力として開花していない場合があります。診断もしばらくすると良い方に変容する場合も見られます。しかし、変わらないこともあるので正しい情報を得る努力は怠らないことです。

保育の現場を理解したドクターからの診断も参考にします。医者が保育現場で担当の園児の発達変容を正しく把握していることが原則です。本来は複数のドクターからの意見があれば確実ですが地域によって配慮です。

お互いに保護者に理解できる文章にはハートマーク、保育実践で発達がわかりやすい文章にはハートマーク、自分には書く力があることを自覚させ自信を持たせる園内の雰囲気づくりをすることです。

このようにほめることの大切さとして園内の雰囲気は保護者への働きかけと全く同じになります。ほめ上手な職場での関りを進めることで乳幼児の発達「三つの柱」を捉えること、さらに卒園までの発達を支援した結果を10項目で分析記録して正しい評価となり保育の質の高さが豊かになります。

新人には職場でお互いが認めあう温かい雰囲気を作り、ほめる行為が子どもたちに伝わり、周囲から愛されているという感覚になり、困難を乗り切る子ども園・保育園・幼稚園という特色ある教育に結び付く研修が求められます。

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