子どもは大人の言う事を聞くのは得意じゃないが、真似するのは抜群にうまい」ジェイムズ・ボールドウィン

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子どもは大人の言う事を聞くのは得意じゃないが、真似するのは抜群にうまい」ジェイムズ・ボールドウィン

「子どもは大人の言うことを聞くのは得意じゃないが、まねするのは抜群にうまい」ジェイムズ・ボールドウィン・ 

統括園長 飯田和也

家庭の環境の中で大人を真似する力が、途中で挫折する大人のモデルとして影響している事が見られます。

人生で最も大切な「じっと我慢して最後までやり遂げる力」の最後までやり抜く力を持っている子とそうでない子がいてとても気にかかっていました。


そこで、ダイヤモンド社出版「やり抜く力」の中の一文を見つけ納得しました。本のなかで大人のほめられ方が一生左右すると述べています。子どもに言葉だけでなく真似したくなる温かい受け入れてくれる態度があることで子どもは大好きになります。


「よくできたね、君はすごい才能を持っている」より「よくできたね、もう少しうまくできたかもしれないと思うところはあるかな


「これは難しいね。できなくても気にしなくていいよ」より「これは難しいね。すぐにできなくても気にしなくていいよ」


ただ褒めるだけでなく「自分なりに目標をもって、以前できなかったことをできるようにすることが大事」そして、大人がほめ方の良い手本「モデルを見せることだと述べています。

生まれながらの才能より「努力と学び方」を具体的にほめることと言われます。


子どもは大人の温かいぬくもりと「自分で〇〇する」態度を見守り、愛されて育つと大人をモデルにするだけでなく尊敬する態度が育ちます。

ここまで見てくれる大人がいると大好きとなり、真似したくなる大人になります。言われ過ぎていると聞いているが、聴いているだけで身についていないのが実態と言えます。

子どもの生き抜く力のじっと我慢して最後までやり抜く力は、温かい雰囲気と大人が具体的に説明し真似したいモデルになることです。

生きている中で「じっと我慢して、最後までやり抜く力」を黙って見せているだけでなく、時々温かいかかわりを通した手本から育ちます。

子どもは真似する力は抜群にうまいと言われる一つは家庭の中で真似したくなる相手の言葉と笑顔が最も大事になります。大人の言葉掛けとじっと我慢してやり遂げるモデルが家庭の中に必要な事は言うまでもありません。

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