表現力は小さい時素晴しい、高校卒業までつづく資質と能力を持続し大学入試を乗り切らせたい

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表現について「子どもたちは将来社会に出てから人前で自分の考えや思いを様々な方法を使って相手に表現する力を必要とされます。」 飯田 和也

言葉でわかりやすく伝えたり、きれいな音楽を奏でたり、絵画で示したり、踊りで表すことがあります。小さい時の子どもたちは全員、素晴らしい表現する力を持っています。

鬼が来た時の姿は、将来社会に出てから十分表現力を身につけています、しかし、高校卒業の時には、人前でしゃべれない、絵が嫌い、歌えない、踊れなくなっている日本の教育と社会が問題と言えます。幼児期はこんなにも素晴らしい表現する能力を持っている姿を伝えます。

鬼が園に来て暴れて恐ろしかった後、一人の女の子が泣いて「今日は一月なのにどうして鬼が来た、おかしい」と先生に文句を言い始めると、そばにいた子が「2月3日は休みだから今日来たのだわ」というと「2月3日は月曜日だ、変だ」と言って泣いて怒ってきた、

年長になると一年前の体験を思い出し、そろそろ鬼が来るので欠席しようか、今日は午前中来なかったから明日ごろ来るから休みたいといった心情の時、それも昼の給食を食べてリラックスをしていた時の鬼でびっくりした園児たちでした。

「〇〇ちゃん鬼が来て怖かったね」「けど俺のお母さん言うこと聞かないと鬼よりもっと怖いぞ「角が生えて、目は大きく口はガアァとあけて怒るぞ」

いつも絵はなぐり書きの三歳児なのに、角や大きな目玉を描いてびっくりするような色と形を描いて表現する力。

バスの中で妹に鬼なんかこわくないよと言って威張っていたのに母親の顔を見たとたんに〈お母さーん、鬼が来た〉と泣いて迎えに来た母親に抱き着くお姉ちゃん、妹は悠然と母の横をすり抜けている姿。

いつもは小さな形と色も少ないのが太い真っ黒いまゆ、まん丸のどんぐりのような目、大きな口と立派な角、それに向かっていく自分とたくさんの豆、そして鬼に立ち向かう自分の姿、さらに怖くて流した涙といった一年間で一番鬼の表情を捉えて色の使い方と形の表現が上手な絵が鬼です。

この鬼の絵と四月に描いた絵を額縁かきれいな紙に貼って飾ってあげて欲しいものです。

幼児教育が高校卒業まで続くこと〈思考力・判断力・表現力〉が大学入試に問われています。全員、怖いもの見たさで瞬時に鬼を観察しています。鬼の身体の色、身体の大きさ、鬼の顔、角、パンツ等すべて捉える子どもたちで絵を描かせると的確に描きます。

豆まきの歌もいつもより大きな声で歌います。いつもより大きな声で泣いて訴えます。いつもより素早く隠れ表現します。

怖いことを人に話す力、絵にかく力、歌う力、あなたはこんなにも表現する力があるね、高校になった時に子どもの発達「資質と能力」があることを説明し、お母さんは死ぬまで信じているからねという鬼の絵との出会いになります。

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