保育の基本 223 中日新聞 2017 12/5によると、大学入試センターは、新・大学入学テストの出題の狙いは1 「思考力・判断力・表現力」を発揮して解く問題をすべての分野で重視

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保育の基本 223 中日新聞 2017 12/5によると、 大学入試センターは、新・大学入学テストの出題の狙いは1「思考力・判断力・表現力」を発揮して解く問題をすべての分野で重視2初見の資料も扱い、どんな場面でも知識を活用できるかを確認。  幼保こども園の教育は高校卒業まで続いて身につける事が明確

        元名古屋柳城短大・元東海学園大学教授  飯田 和也

 

幼稚園教育要領改訂・保育所保育指針改定・認定こども園における三つの柱1知識・技能、2思考力・判断力・表現力3学びに向かう力・人間性をはぐくみたい資質と能力として取り上げています。

この二つ目が明確に大学入学テストに取り入れられることが新聞に出ました。今までの知識と技術重視の生き方から考える力があるかを問われる入試になり幼稚園・保育園と小学校の連携だけでなく大学入試まで教育は続く事を理解する必要となりました。

中日新聞によると、文章や資料などから読み取った情報を組み合わせて考える知識活用型問題となる。

これまでの国語のテストではみられなかった円グラフや表がいくつも提示され、それをどう読み解くか。

『問題の意図は解かったけど、制限された字数内80字から120字以内に書いてまとめるのが難しかった』

数学1/Aは観光客数と消費総額のグラフの読み取り方について、条件に従って記述をする。


この共通テストの導入は、知識偏重ではなく思考力や判断力を重視する教育へとかじを切ることが大きな狙いだ。

これにより今までのテストのように暗記では対応が難しく、粘り強く考えて解く思考力を身につけていないと出来ないと指摘している。

 

幼児教育の基本が2018年から変わることと結びついていることを保護者も学校の先生も理解しなければなりません。

それは幼稚園・保育園・子ども園の共有すべき事項を育みたい資質・能力として

三つの柱の一つ目は、豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、わかったりできるようになったりすることで知識や技術として身につけることは今まで通りに幅広い保育の場が求められる。

三つの柱の二つ目は、一つ目で知識や技術で気付いた事や、できるようになったことを使い、考えたり、試したり、工夫したり表現したりするときと場を保障して身につける教育が求められます。

 三つの柱の三つ目は、知能テストでは測りづらい心情・意欲・態度等で我慢・やり遂げる・挑戦・自尊心などを身につけることとして取り上げられます。


 これからの日本の教育は大学入試の変更に見られるように考え・試す・工夫して自分を表現する能力を身につけて社会に羽ばたく事が問われています。

 

今までの知識や技術を身につけて三つの柱の1だけで暗記中心の大学入試に向かうのでなく、身につけた知識と技術を使い自分で発見する習慣を身につけ、工夫して考えをまとめて表現「言葉・作文」ができる資質と能力が求められます。


 これからの大学入学テストは知識と技術だけでなく、幼児期に三つの柱の23を家庭と園で協力することで合格できるか人生が左右されます。

ポイント1 高校卒業までに考える力を見つけ、伸ばすには、子どもはすべての場面で発見できた喜びを本来持っています。

しかし、大人は子どもが様々なことを発見していても気づきません、気付こうともしない姿勢、発見を見ない・見られない・見ようとしない態度で資質や能力を育てていないのが問題といえます。

発見は自分でする力を身につけています。百歳になっても発見します、発見する力を発揮している人生は幸せといえます。子どもが自分からかかわりたくなる環境を工夫する家庭と教育の場や社会が困難を生き抜くために必要と  なります。

ポイント生き抜く力のためにもっと○○したいという意欲を身につける発達支援が求められます。保育室の中で認められた・受入れられた・愛されたという感覚になる温かい愛のある雰囲気の環境も構成として必要です。

「自分で〇〇する』主体性のためには温かい雰囲気とは先生が『有難う』と言う態度と笑顔が求められます。当然家庭でも有難うと笑顔で家族団らんで生きる喜びです。

ポイント3 我慢してやり遂げるために「絵が工夫して描け、表現できた喜び」を味あわせる能力にあった教材が必要です。

また、「歌えた・自分なりに工夫して折り紙ができた・楽しく踊り表現したという充実感を味あわせ、意欲をもたせる」ために具体的な共感をして表現できる教育を幼稚園・保育園・こども園から大学入試まで続ける教師や保護者の我慢する忍耐が必要になります。

ポイント4  我慢して最後までやり遂げる力を身につけるために「頑張れば誰でもできる」と云う安易な励ましを教育にいれない。

失敗してもいい・やれない時もあるという感覚を味あわせ失敗を恐れないで、やれた・表現したという自信を身につける友達と温かい教師がいることで挑戦する態度ができてきます。 幼稚園・保育園・こども園だけでなく連携先の小学校、中学校、さらには高校までのクラスの雰囲気教師が構成する資質と能力が求められます。

クラスの中で失敗したと判断した時の友達や教師からの慰め・励まし・温かい見守りが教育の場に与えられる事です。


大学入試まで、知能テストでは測ることができない挑戦そして我慢して最後までやり遂げる意欲に結びつき自尊心を育てるのが日本の教育には必要といえます。

自分の園、地域さえ良ければ良いと言う狭い考えでなく、幼児教育者が保護者を通して、乳幼児の将来の幸せのため社会や学校の教師に三つの柱が結ばれている事を気付かせる必要な時が来ています。

       多くの幼児教育関係者に理解していただければ幸いです。


  保育の基本はこれをもって修了します。長い間ありがとうございました。

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