統括園長 飯田和也
日本中いや世界中の幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校の教室に温かい愛のある雰囲気があればいじめで自殺する子どもが少なくなると信じています。
様々な研修会で「温かい愛のある雰囲気」について説明をしているとき教育をする上の環境構成で「雰囲気」について理解していない先生が多くいます。先生や子どもたちから認められ・愛され・受け入れられる愛のある触れ合いを意識しない、ほとんどが『単なる空間』として解釈して重要視していませんでした。
そこで研修会場で二人一組となって三時間近く子どもの発達のために大切なことを演習した後、「隣同士で相手のノートに良い所を五箇所書いてください。そこに自分の名前をサインして一生残して下さい」と言う指示を出します。
研修生は「え・」と言う言葉をだしお互いが顔を見合う場が見られます。書き終えた後、お互いが相手の良い所を説明し拍手でほめ合う姿から笑顔があふれ温かい言葉が飛び交う場面となりました。
そこでマイクを持って『先生たち、此れが温かい愛のある雰囲気ですよ。全員味わって下さい』と言うとなるほど、そうだと納得する場面となりました。
そして、このように温かい愛のある笑顔に満ち、受入れられている、愛されている空間を体験する事になります。
そこでこういいました「このような温かい愛のある雰囲気が幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校の教室に先生がほめあう時と場をつくることができればいじめで自殺する事が少ないですね。
今、日本中いや世界中でどれだけ辛い事・いやなこと・悲しい事を体験している子どもたちがいるか、そのときに子ども同士が良い所を言い合う時・場を与えられる事。
先生が独りずつの良い所を全員の前でほめ合う温かい雰囲気があれば自殺しなくてすむのではないでしょうか。
これが私の願いと夢です。