子どもの発見シリーズ7  便秘はお母さんの手のぬくもりとがんばらなくていいと安心する雰囲気で

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子どもの発見シリーズ7  便秘はお母さんの手のぬくもりとがんばらなくていいと安心する雰囲気で

 

   統括園長  飯田 和也

 母親からの悩み「子どもが毎日便秘でなかなか便が出なく困っている、野菜の料理を工夫し、ヨーグルトを食べさせ、水分を多めに取らせ,食後にトイレに行かせているが出なくて可哀想です。」

 トイレでどうしていますかと問いかけると「がんばってうーんして」と言葉をかけているがトイレからすぐに出たがってしまいます。そこで参考にしてください

 1生活のリズムを整えて下さい。寝る時間と起きる時間を守る事。

 2しっかり食事をたべて楽しく遊び身体を十分動かす事。ママ、おなかすいたご飯にしてという言葉が出れば最高です。

 3トイレの雰囲気を嫌がっていれば明るさの調節、匂いの好き嫌いの見直し、壁には好きなアニメの絵で入りたくなる雰囲気を造る。 

 4ここで大事なのが母親の温かい愛のある雰囲気づくりです。母親がそばにいて一生懸命ウンチをさせようと言う態度・気持ちではありません。最初は、ご飯食べたら誰でもウンチがしたくなるよ、だからトイレで便器に座るだけでいいよ。トイレの匂いを嗅ぐだけでいいよ、壁に何あるか見るだけでもいいよ、温かい安心する言葉をまずかけます。

 そして、大事なのは、母親の手を温かく温めておいて下腹にそっと当てぬくもりを与えてここで座っているだけでいい・がんばってウンチをしなくても、まずトイレの中で自分は愛されている感覚を味合わせる事です。

そして最初にウンチは出なくてもいい、座るだけでいい、母親の愛を感じることで下腹からむずむずした感覚が湧くだけでいい。このような母親の言葉だけの「がんばれ」から手のぬくもりとスキンシップの愛の雰囲気を与えられて、しばらくして『自分でする』という態度となり、便秘が治りましたという報告を聞くことが出来母親と喜びを分かち合いました。

 子どもは愛の言葉とぬくもりを発見すると自分で〇〇すると教えられた相談でした。

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