園長 飯田 和也
幼児期に勉強したいと言う意欲の芽を持たせるのが「良い大学を選ぶより良い幼稚園・保育園・子ども園を選ぶ事の大切さです」これからの学力は暗記力から創造力です。
小学校の高学年・中学生になって勉強させたい思い「勉強しなさい・勉強しないと●●になってしまうよ」と叱咤激励しても
勉強をやろうとしない・やれない・塾に入れて勉強させても学力が追いつかない・塾に入れることも出来ない家庭の状態もあります。
このように勉強の嫌いな子にさせないためにも幼稚園・保育園・子ども園でどのような教育が望ましいか親として気になると思います。
ここで注意することが「遊んでいれば良い、遊ばせていればいい、自分で遊んでいるからいい」という親の勝手な考えと放任の考えからは子どもは自分から●●するという能力は身につきません。
遊びの中に重要な勉強したくなる働きがあることを親として捉えて、勉強と同じぐらい能力が身につくことを見つける眼と自分で勉強する力が育っている事を信じる親になることです。
良い幼稚園や保育園で遊びの大切さを教えられる事です。遊びの中には、自分から考える力・工夫する力・友達を思いやることを持っている能力があると信じて卒園まで見守るという教育があります。
しかし、形ばかり上手に出来た見栄えを大切にしている狭い教育、もっと上手に絵を描きなさいと先生が押し付ける怖い教育をしている暗い雰囲気の保育室には、創造力や人を大事にする思いやりは育ちません。遊びの中には身体的な身のこなしや指先の発達があり、将来運動が出来る子で勉強も身についている能力に結びつきます。
「何して遊んで良い」と言う態度の遊べない子がいます、いつも先生や親から△△しなさいと押し付けられて言われないと自分から勉強できない子となります。
考えて、工夫し、さらに再構築する力の基本ができることを親として把握したいものです。
どのような遊び方をしているか、何に興味もって遊んでいるか、誰と遊ぼうとしているか、このようなことだけでも知っていたいものです。
将来、自分の子どもの能力を知る上で大切です。