怒ったら負けの人・怒ったら終わりの人=損するという時を覚えたいものです

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怒ったら負けの人・怒ったら終わりの人=損するという時を覚えたいものです

怒ったら負けの人・怒ったら終わりの人=損するという時を覚えたいものです。

お母さん・先生、約束をしないで怒ったら言うことを効かない子になりますよ

元名古屋柳城短大教授 元東海学園大学特任教授 飯田 和也

子どもでも大人にでも怒るときがあります。場合によっては怒ることが必要な時があります。命をなくすような場面で危険を気付かない・やり方が違う・物や人に大切なことをしていないとき、相手の心に傷をつけるような言葉や態度をしたときには厳しい言葉が必要な時といえます。

特に、相手と約束をしていなくて自分の都合で怒ると相手は瞬時に「約束をしていない」「自分の都合だけ」と察知しているが怖いから言えない、立場が弱いから黙っているという場面があります。怒るときにかみなりのごとく、鬼の顔のように怒鳴ることで相手は何も言い返すこともできなく恐ろしい体験をさせるだけで相手には怖いことしか残らない怒り方は反省です。

また、相手がいなくても「野球の試合中に怒ったらエラーする」「卓球の試合で怒ったらから振りする」「道具を使っている時、怒ったらケガする」「積み木で優しく積んでいるとき怒ったら崩れてしまいます。」「計算しているとき怒ったら間違えます」「怒ったら友が離れる」など人生には怒って失敗・損する体験をできるだけ少ない生き方をしたいものです。

相手を怒らないためには、自分が間違ったから、こちらの言い方が悪かったから・約束していなかったから悪い・判断の仕方がズレたからといった瞬時の反省が必要といえるときもあります。

怒って自分を見失っている人を見ると、上に立てない人だと周囲の人はついていかなくなる場合もあります。怒ったとき、相手の間違った言葉や危険な態度に対して、冷静に判断でき言葉を選ぶ生き方がしたいものです。

それは、自分が怒鳴った時に相手と約束をしているか考えることです。

約束をしていなくて自分の都合だけで瞬時に勝手な判断している場合は大反省です。相手が悪いのでなく自分が相手にわかる言葉で優しく、丁寧に伝え、言いっぱなしにしている場合を判断したいものです。

相手に正しい情報を与えないで、相手が勝手に判断して危険な行動をしていることを客観的に見つける生き方が大切です。

常に冷静でいることは困難ですが、時々自分が怒る時何故怒ったか思い出して反省することで少しは怒り方が違うことを思い出したいものです。

国語辞典 怒る「我慢できなくて不快な気持ちが言動に現れた状態になる。」

広辞苑  怒る「いかる。腹を立てる」

叱る「声をあらだてて相手の欠点をとがめる。」

怒る人は、子どもや上司から評価されて人柄をみられていることも考えて、行動しなくては信頼をなくすことがあります。

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