わが子の生きる力=能力があることを死ぬまで信じますか。

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わが子の生きる力=能力があることを死ぬまで信じますか。

子育て講座         令和4年10  月 12 日     № 462

共に育つ 喜び  学校法人緑ヶ丘学園 誠和幼稚園 誠和あい保育園

岐阜県中津川市手賀野175 ☎0573-66-0237

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わが子の生きる力=能力があることを死ぬまで信じますか。統括園長 飯田 和也

親から信じられて生きるこどもは幸せです。しかし、信じられていない子は不幸といえます。親から信じられて生きている子は、人生の中で困難を乗り切る力と生き抜く力と多くの自信を持つことで成功する体験=生きる力に結び付くことになります。

絵が上手、死ぬまで信じる。走るの速い・死ぬまで信じる、折り紙素晴らしい・死ぬまで信じる。踊りすごい・死ぬまで信じたら。生き物かわいがる・死ぬまで信じて見守ったら。本好き・死ぬまで一緒に読んだら。親は子どもの能力を一つでいいから信じる生き方を続けられたら親子は幸せ。

親に信じられていないと失敗を恐れて神経質なタイプ、大人の顔色を見て生活する、おどおどした態度、この人の言葉は本当か疑い深い生き方になる場合も見られます。

子どもを信じる大人は、子どもの言葉を聞いてくれる人です。そして子どもの意見を受け入れ、じっくりと認めて聴いてくれる人といえます。

こどもが『泣かないで遊んできたよ』というと「そう、泣かないで元気に遊べてよかったね」と優しく受け入れて聞いてくれる人です。」子どもが「カエルは緑色だけでないよ、」そこで「そう、みどりだけでないことよく見つけたね」と意見をじっくりと聴いて、一つでいいから能力を信じてくれる人です。

子どもを信じられない大人は、こどものことをできないと決めつけて、笑顔が少なく、言い方が冷たいと感じる態度をしている人です。子どもが「ごはん全部食べてきたよ」というと『弁当箱にご飯粒ついていたよ。』と冷ややかにケチや文句を言う人です。

こどもに話すときに、子どもの眼やほほを見ないで他を見たり、他のことを考え聞く態度のない人です。「お父さんお母さん一緒に遊んで」というと『今、忙しいからあとで』と自分を大切にしてくれない態度をとる人です。

上から目線で叱ったり、親の言うことを聞くのが当然という態度をする人です。子ども時代に大人は、子どもの言葉・子どもなりの意見を丁寧に聴くか、どうかによって将来人と話す態度が子どもは影響されます。

近くにいる父・母・祖父母がこの子は、自分で〇〇する力、「自分から報告する力・わからない時に相談する力・人や物に少しでもかかわる力・多くのことを要求しないで一つのことを我慢してやり遂げようとする力・人や物に優しい思いやりの態度」など一つでも見つけて信じることです。

いいところを見つけるには、半年前・一年前の姿を思い出して、今、眼の前で活動している中で伸びたところ・いいところを見つけることで能力=生きる力を見つける場に結び付きます。

家族でこどもを素直に受け入れる生き方が求められます。子どもはこの人は本当に信じてくれる人、信じていない人ということを瞬時に見抜きます。

信じていない大人には、言葉が小さくなります、近くに寄っていきません、眼を合わせません。しかし、信じている大人には笑顔で近くに行きます。言葉が出ます、身体をくっつけてきます。

大人は見抜かれていることを知るべきです。

親は、子どもの能力を見つけ、死ぬまで信じる覚悟があれば幸せな親子関係が一生続きます。

 

 

 

 

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