発表会では踊り-楽器を(どのように学ぶか)小学校以上のアクティブラーニングに結びつける。ほめ上手で最後まで我慢して生きる力を育てるチャンスがあります。

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発表会では踊り-楽器を(どのように学ぶか)小学校以上のアクティブラーニングに結びつける。ほめ上手で最後まで我慢して生きる力を育てるチャンスがあります。

発表会では踊り・楽器を「どのように学ぶか」小学校以上のアクティブラーニングに結び付ける、ほめ上手で、最後まで我慢して生きる力を育てるチャンスがあります。

統括園長 飯田 和也

小学校学習指導要領がアクティブラーニング、「何を学ぶ」から「どのように学ぶ」に変わりました。

・保育園・こども園も幼児教育が高校卒業まで続いていることを理解して、昔の教育のように叱って「今は静かに聞く時間」「〇〇をつくります、全員同じ色で描くように」「きちんと座れるように、練習して」怖い鬼の顔になって注意する先生がいます。

乳幼児が先生といって抱き着いてくると「今は、コロナだから抱いてはダメ」という先生、友達と仲良くおもちゃで遊ぼうとするとソウシャルディスタンスだから一人用マットで遊びなさいという幼稚園・こども園・保育園があります。

コロナだから心の交流したいものです。

このように先生の都合でなく子どもが主語で歌・楽器・踊りを体験することです。

カスタをどうたたくときれいな音、ピアニカをどう弾くと美しいか、どのように試してたたくといい音が木琴はできるか、歌の時友達の声が聞こえると温かい感じになるか、自分で試し、友達と合わせて踊ることを工夫し、自分なりに手をピシッと伸ばすとかっこいい姿になるか、友達が曲に合わせてしゃがんだ、自分は立つのだと判断します。

フィナーレでは隣と手をつなぐとかっこいい、素敵、かわいいとほめてくれる声が聞こえて最後までできたときの拍手が気持ちいい、我慢して最後まで頑張ろうと自分を調整して表現している子どもたちがいます。

先生の動きをよく見る力「発見」を養うのが教育です。見ていなかったから合わせるために先生がモデルとなって示すこと・わかりやすく説明すること、そして、子どもに興味を持たせること、さらに自分で調べてみよう、新しい発見を大事にしてこどもの心に火をつけ、生きる力を育てるのが幼児教育です。

当然、アクティブラーニングとも通じています。学校を卒業し仕事をするときの生きる力を付けるために、友達や先生と心を一つにする発表会の練習しているのだよ。上手でなくて相手をおもいやる力を持っていることを気づくためです。

楽器の練習で指揮する先生を見ないと音は合いません。先生を見ていなかったから合わなかったのだよと、何故かを説明する場面があります。

学校に行ってから先生や友達と心を一つにしないと、いじめたり、いじわるされたりして相手と合わせる力の生きる力が身につかないからとわかる言葉を使います。

踊るとき、友達とふりが合わないと先生が失敗の時の動きを真似して示します。言葉だけで言っても三歳児はわかりません。失敗するモデルを見せ10年先に人と一緒に生きていってねと生きる力を育てるため身体を張っている先生たちです。

先生が子どもと一緒に努力し最後まで我慢して歌・合奏・踊りが出来上がり子どものキラキラ輝く眼、見ていると涙が出てくる発表会になります。

 

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