子どもを初めて家以外で泊まらせる体験で教えられること  飯田 和也

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子どもを初めて家以外で泊まらせる体験で教えられること  飯田 和也

親は子どもが初めての外泊に大変心配と不安を覚えることがあります。いつも甘えて自由気ままに生活している家から外で泊まることになると、一人で本当に泊まれるか心配になる親が多くみられます。

初めての場合、親は眠れないほど心配しすぎたり、わが子は何でも自分でできるから信じているので安心して泊まらせるなど様々です。

心配しすぎる親は、送り出す時に「泣かないでね、大丈夫だからね」と親が涙顔になって送り出す場合、そして〈下着はここに入れるね、替えはこの袋、歯ブラシはここ、傘はここよ〉とすべて親が子どもの手を使わせないで自分でカバンに入れてしてしまう場合が見られます。

子どもは自分で下着を袋に入れたり、歯ブラシを自分でしまわなく親任せのために自分が下着を出そうとしてもどれか解からない、歯ブラシをどこに入れたか知らないので●●どこと自分で行動ができない場合になります。

 

幼稚園・保育園・こども園でお泊り保育・合宿と言って自分の園や施設で泊まる体験をしていることがあります。初めての体験をする場合に先生は、優しく・丁寧に持ち物のこと、薬の与え方、夜のトイレを何時にいつも起こしているか、アレルギーの事など細かく連携をして安全・安心できるような配慮をして実施している園が多くあります。

子どもには自分で●●する体験をさせることで将来、困難に出会ったときに自分で乗り切る力をつけようと全国の園は頑張っている実情があります。

しかし、母親は子どもが泊まる能力が育っていることを信じられなくて、心配のあまり、すべてに手をかけて子どもに触らせない・忘れ物がないか心配で子どもに自分でしまうことをさせなかったり、持ち物に自分で名前を書かせないで母親が書いて子どもは自分で名前を書かない、パシャマも自分でたたむことが丁寧にできない、カバンに畳んで入れる体験がないために詰め込んでカバンにはいらなくて「先生パジャマはいらない」「歯ブラシどこかに行ってしまった」「帽子が見つからない」と先生に訴える子どももいます。初めて外泊する時、

母親は送り出す時に、涙顔・心配・不安な雰囲気を絶対に作らない。

母親は、子どもが自分で●●する力をつけるために家から離れる体験を援助する

子どもが本当の親離れのチャンスとして手を出しすぎないで準備させる

夜のトイレ心配や自分で着替え・食べたり・友達とかかわる力を信じて前日はしつっこく・何度も言わないで楽しいことを浮かぶ話題にして温かい雰囲気で寝かせる。

当日の夜は、母親は泣かないで安心してゆったりと過ごし、笑顔で帰った時迎える。

親別れ・子別れの大事なチャンスです。今までの子どもの自立している姿を一つでいいから見つけて、信じることで将来の自分で生き抜く資質と能力を育てる体験にしたいものです。

 

 

どのように子どもを育てたらいいか相互理解する親へのコメント

認定こども園では、子育て支援が義務付けられていると同時に親との相互理解を高め信頼関係を大切にします。存在する地域で子育て力を高めるための支援をして子育ての楽しさを理解させ生きる力の発達を促す教育・保育しています。

親は愛情がいっぱいであるが子どもへの愛し方で表現の仕方を見直すことが泊まり保育と言えます。資質と能力を信じて見守るタイプ、信じなくて過干渉・過保護になるタイプ、親が忙しすぎて放任になるタイプを改めて点検・評価するチャンスです。

 

初めて外泊させる親に安心させるための資料を提案して将来の子どもが生き抜く力に結び付くことを理解させる具体的な言葉が求められます。●●ちゃんは大丈夫ですよという言葉でなく〈何が大丈夫か〉親が一番不安を感じていることに対して、安心できる言葉が必要と言えます。

おねしょでは具体的に何時に起こして連れていくか、その時にお母さんのおしっこに対する努力を話し合うことで起こし方と昼間の水分や生活リズムの取り方などを聴いて合宿・泊まり保育を通して子どもの幸せを願う園ということを伝える場に結び付けたいものです。トイレの問題は子どもにとっては緊張して実際はおねしょをする子は少ないのが実態です。

おねしょをしなかった子の多くの親が迎えに来た時に、大喜びして資質と能力があることを見つけ信じる場が生まれることが見られ泊まり保育の効果のひとつになります。

日常の保育場面で〈自分から●●できない〉〈言われないと行動できない〉「片付けが出来ていない」という姿の子どもの親に対してしつけ方「過干渉・過保護」と家庭環境で物がありすぎることを気づかせる場の体験ということを伝えたいものです。

この体験で●●くんは自分から持ち物を片付けられた、△△くんはリーダーの自覚が出来て友達の行動を意識して捉えて、我慢出るようになっていたなど具体的な行動の事実を伝えて資質と能力を家と違って持っていたことを伝え、信じることが出来ることを伝えられます。

このような様々なしつけをしている親と家庭から一日でも離れることで緊張と不安をもつ体験ができます。そのなかで先生は、日常とは異なった環境で「自分で●●したこと一つ」でいいから発達・成長する場を親へ具体的に伝えて信じてもらう場を大切にするチャンスがこの体験の後にあります。

ぜひ、子どもの日常と異なった環境で主体的で困難を乗り切る場を記録して親に発達を伝え、10年・20年先の能力に結び付けるかかわりを大切にしたいものです。

幼稚園・保育園 こども園では、子育て支援が義務付けられているため、それぞれの園の特色〈他の園より優れていること〉を作り出す努力をして親との信頼関係確立をしています。

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