お母さん、信じて見守って、言い過ぎないで。

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               統括園長  飯田 和也

 いうこと聞かないと暗い所に入れてしまうぞ・寝ないとオバケが出てくるぞ/いつまで寝ているの、友達が来るでしょう。もう起きなさい。/ 

もっとよく考えてごらん/ 早くご飯食べないと置いていくよ/ こんなことできないでどうする/もう・・・好きにしたら/

 こんな豚みたいな犬描いて、よく見てごらん/ こんなにも言わないとわからないの/ やってはダメ、だめなものはダメ

このように子どもに対して理由を言わない言葉かけ、一方的な禁止句・わかる言葉をかけていない指示・命令、余分な脅し、親の都合で相手に通じない触れ合いを見直したいものです。

子どもはもうすこし待ってくれていれば、今からやろうとしていたのに、せっかく自発的な行為を示そうとしていたのに,止めてしまうお母さん、ちょっと待っていてという心です。

 これからの幼児教育は高校卒業まで続きます。歳をとっても、主体性「自分から○○する」「我慢して最後までやり遂げる」という生き方が求められます。

このような自発的・主体的な生き方が身につくには温かい愛のある雰囲気を家族で作ることです。

 わが子には様々な能力がある・多くの可能性があることを見つける眼を持つことです。赤ちゃんの時は何をしてもかわいい、うれしいという態度を家族全員はしていました。

赤ちゃんが自分から声がでた、少し食べられた、自分から笑った等すべて家族として自発的な時を受け入れたことを思い出したいものです。

そして保育園・幼稚園に通い始めると友達の声を聴きたい、先生の歌や優しい態度のそばにいたい、踊りを見ていたい、一緒に給食を食べたい、散歩したいといった

上手でなくて自分からにおいをかぐだけでいい、見ているだけ、聴いているだけという自発的な態度をしている芽が幼児期にあります。

 自発的な行為の芽が出ている幼児期に家族として、この子は主体的な生き方を持とうとしているのだと見守り、能力を信じてあげることで高校卒業までの生きる力を保障することに結び付きます。

 せっかちな態度、先回りする行動、次々と言いすぎる言葉かけ、否定的な言い方、一方的な親の都合の環境の作り方、親だから子どもに何を言ってもいい、何をやっても当然という上から目線の触れ合いは見直すことです。

 子どもにとって能力あるところ見つけて、そして、死ぬまで生きる力があることをお母さん、信じて欲しいと願っている子どもたちです。

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