夏休み預かり保育で元気いっぱい

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          国際子ども研究所  飯田 和也

 

 保育者が立案・実践・記録した月案や日案などの指導計画や日誌・記録等についてリーダーが朱入れをする場合があります。

 そのときに書いた人の文章に文句や欠点ばかりを指摘するのでなく、園の理念や方針に相応しい書き方がしてある箇所を見つけること、それに対してこれらの言葉を受け入れましたよ、認めていますと言った証としてハートマークを印すといったことで新任や保育者は認められているといった雰囲気を味わう事で仕事への意欲をもつことにガラリと気持が変化します。

 このような相手を認めるハートマークを記し、受け入れ・ほめる態度をリーダーが取るには様式を園全体が共通理解していることが条件です。

 保育者として幼稚園教育要領や保育所保育指針などを参考にし、理論武装したいものです。例えば、子どもの発達の会得として五領域・おおむね〇歳・子ども同士の発達・発達の特性等を理解していなければなりません。発達の理論や知識を何か一つもつことでリーダーは自信を持つ事ができます。

 さらには自分の園の理念・目的・目標・方針等を理事長・園長などと共通認識している事が大切となります。

 立案・記入した保育者の書くこと・考え方の癖を見つけるだけでなく改善したくなるような働きかけが求められます。トップダウンでなく問題点を解りやすく優しく、丁寧に理念や方針、発達について根拠を伝える事を繰り返しすることがお互いの信頼となります。

 ねらいの点検・評価、として知ると言う言葉が書かれている場合に『ねらい』は〇〇園修了までに育つ事が期待される生きる力の基礎である心情・意欲・態度を育てる事であると言う概念規定するならば、指導事項としての内容ですと伝える力を養う事です。


 ここで重要なのは、ねらいは発達の方向性・卒園までにと言うポイントで今、知らないから知るように育てたいと言うのは指導事項の考えで今日知るようにさせたいというやらせる・到達させたいと言う考えです。

 今日は知っていればいいけれど知らなくても楽しめば良い、傍で見ていれば良いと言う失敗してもいい・今は知らなくてもいいのだよと言う態度で保育実践に結びつけるのが『ねらい』である楽しむことや味わう、広めたり、深めたりする態度を身につける教育となります。

 知るように指導したい事項が内容として整理したいものです。ねらいをもっていてそして知るように指導したいと言う事で、先に指導事項として知るではありません。

 評価の例として、新任や保育者が文章の中で主観をなくす事、ぐんと・よく・楽しくといった自分しか理解できない場合を評価してこのような文章を消す事です。この主観の言葉は独りよがりで相手には通じていないことを理解させたいものです。

評価するときに書かれている文の中で「笑顔で」「優しく』「解りやすく」にはハートマークを記すこと。この文を入れることで保育実践が笑顔ややさしさを意識した支援になります。このハートマークを記入される事で自分はリーダーから認められているといった感覚に結びつきます。

「〇〇という言葉をかける」といった文だけであれば言葉の前に『解りやすく・優しく』を入れさせることです。このような記入により実践で意識して解りやすくとか優しくすることができます。

「・・していく』と言う文章の・・の前に笑顔でと入れさせる。笑顔を意識することで保育者の温かい雰囲気を乳幼児は感じて、安心できる雰囲気が与えられ主体的な行為に結びつきます。

 これらが何故必要かと言う根拠を説明することが重要で『・・させたい』『やらせたい』といった主語が保育者になっていることを理解させることです。主語が子どもにしたいものです。発達を身につける教育は、子どもが主体であり、子どもが自分から〇〇するという環境の保育を保障することです。

 失敗してもいい・一つで良いと言った保育園修了までと言う『ねらい』を理解することを会得させる事になります。

 環境構成では物的だけでない事。必ず人的モデルをどのように取り入れるかが「環境を通して子どもは発達する」に結びつきます。

温かい愛のある雰囲気作りを理解させる事もリーダーとして大切になります。

 生きる力を与えている姿として『有難う』を子どもたちの前で示している保育者、『優しく』と言う言葉と態度を大切にしているモデルとなっている保育者の姿「笑顔で〇〇している姿」そして『きちっとあなたの発達のためには叱る姿を示す』などが大切な姿になります。


 しかし、子どもにとっては一生怖い顔を忘れない鬼の態度の先生がいます、給食の時最後まで残されて食べさせられた恨みとなる思い出したくない顔があります。その先生がいる限り自分の子どもは入園させたくないと恨んでいる卒園生がいる事もいます。

 又、できない事をしつっこく怒り般若の顔となっている雰囲気もあります。それが先生の都合で怒っていることを解らない自分が主語の先生、気がきかない気づかない事を自覚しているが自分ではどのように行動していいか気づけない保育者としての自分がいます。


 矛盾の中で保育をしている場合が多く在ります。あなたは乳幼児を愛する保育の理論や知識を高める努力していますか

        保育は自分が主語でありませんか。

夏休みの預かり保育でプールで水遊び、仲間と一緒にホールで絵を描いたり、ブロックで○つくったり、三輪車を交代でのったり、先生に紙芝居を読んでもらったり、ちょっと疲れて昼寝をする子もいたり、おやつを食べたり、涼しいホールで楽しんでいます。

夏休ミは交通事故や水の事故にならないこと、大きな病気しないことを祈っています。

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