郵便ごっこ 養護と教育の立案

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郵便ごっこ 養護と教育の立案

養護に包まれて三つの柱〈資質と能力〉を高校卒業まで続け社会的自立する教育

 

三つの柱                      五領域とのかかわり

知識  郵便番号・氏名・住所を理解していること    環境・言葉・表現

技術 文字を書く技術・郵便ごっこに使用する道具製作  健康・環境・

 

思考力 手紙を出す相手の郵便番号・住所調べる     人間関係・環境

言葉・表現

判断力 郵便番号・住所の番号が本当と合っているか判断する。

環境・言葉・表現

表現力 ひらがな・カタカナ・漢字で相手に伝える。

自分なりに考えて文章や絵も入れて書く。    人間関係・環境

言葉・表現

非認知能力

チャレンジ  新しい文字や住所を調べ失敗しても書く。環境・

忍耐     初めて長い言葉も最後まで我慢する。  健康・環境・言葉

思いやり   文字が間違っていても文句いわない。  人間関係・表現

 

このように三つの柱〈資質と能力〉を身につけるため五領域で発達が偏らないために結びつきを分析して自分の偏り・癖を時々把握して一人一人の発達を促す立案と実践に結び付けることです。

 

そして養護に包まれて教育があるという一日中保育者に命を守られ、病気にならない、甘えを受け入れてくれる温かい愛のある雰囲気の中で三つの柱〈資質と能力〉を身につける保育が促されている幸せを味合わせることです。

大人が命を守り、病気にさせない行為として養護のねらいを整理した立案が大切になります。

養護のねらい「コロナウイルス・インフルエンザ・ノロウイルスにかからないように保育園・幼稚園・こども園全体を保健衛生的にして命を守り、情緒の安定を図る」

 

教育のねらい「郵便ごっこ」様々な文字や数字など手紙のやり取りを先生やともだちと楽しむ」

 

ねらいを達成するにあたって養護の内容〈室内外を毎日消毒して保健衛生的にする。園児が触るおもちゃや施設を消毒する。インフルエンザ・コロナウイルスにかからないように保育室の空気の換気をこまめにする。室内の温度調節をする。登園した時に体温を把握する。熱が高い時は適切に対処する〉といった乳幼児が自分で対応できないことを保育者が命を守り病気にならないようにすることです。

五領域の健康は子どもが自分で命を守るように発達自分で〇〇する自発的な行為を身につける教育です。

 

五領域

健康    身体を充分使って郵便配達をして友だちに手紙を届ける。

遊んだ後は、手洗い・うがいをしっかりして病気にならないように自分で病気にならないように命を守る。

人間関係  好きな友達と手紙のやり取りする

友達の住所を知ってたくさん友達になる。

環境    郵便番号や住所を知る。ひらがなやカタカナを知る。

言葉    ひらがなやカタカナ・漢字を使って郵便ごっこをする。

文字を教えあい言葉を豊かにする。

表現    間違った文章でも自分なりに伝える。わからない数や文字を先生や友達に聞いたり言葉のやり取りをする。

 

環境構成

物的環境 手紙でやり取りするためハガキを作って準備する。

郵便ポストに見立てる箱を作っておく。郵便屋さんが使う道具を作っておく。

人的環境 友達が手紙を書く姿を示す。友達が友達にハガキを配達する姿を見せる。文字が間違っても怒らないで受け入れる友達や先生の姿を見せる。

温かい愛の雰囲気

文字が間違っていても笑顔で次正しく書けるようになればいいよと受け入れる雰囲気をクラスの中に作る。友達同士優しく教えあう姿を見つけたら優しく教えられて素敵だねと温かい雰囲気を作る。

 

予想される活動

〇〇ちゃんからのハガキだよと言って配達する。××君何枚ハガキ届いたと聞く。届いたはがきを読めないで見ている。ハガキが一枚も届かないでそばにいる。手紙が書けなくて郵便ごっこから離れている。ポストにたまったハガキを配ろうと取り合いになる。顔が赤ら顔になって熱が出てきて椅子に座っている。

 

このように保育場面で子どもたちが環境にどのようにかかわるかを予想される活動に取り入れることで病気を防ぐことや大きなけがをさせないことを防ぐことに結び付きます。

また,三つの柱〈資質と能力〉を身に着けるために幅広く発達支援が効果的になります。

 

発達支援 三つの柱〈資質と能力〉を身につけ社会的自立に結び付ける

「〇〇ちゃん、××君から手紙届いてうれしいね」と共感する。友達とかかわりがあり人を大切にして思いやりが育っていることを自覚させます。

「郵便屋さんになって友達の郵便番号や住所わかって楽しいね」今までと違う知識を見つけて新しい発見する喜びを体験させ思考力や判断力を身に付けたことを味合わせる教育に結び付きます。

「友達に手紙や絵を描いて〇〇ちゃん喜ぶね」自分が書いたことを認められることで知識や技術があることを受け入れられて自信となり意欲がわき表現力に結び付きます。

「ハガキ届かないね、〇〇ちゃんから手紙だしてあげると△△ちゃん返事書いてくれると思うよ」と慰める。問いかけや励まし、慰めることでさらに友達とかかわる力をつけ知識や技術、表現力を身につける教育に結び付けます。

「〇〇ちゃん、わからない字を聞いて最後まで我慢して手紙書いてすごいよ」とほめる。非認知能力の我慢して最後までやり遂げる場を見つけ気づかせる教育をしたいものです。

「〇〇ちゃん、顔が赤いので熱があるか測ろうね」優しく熱を測りたくなる温かい雰囲気を作って身体を大切にする姿を周囲の子どもたちに示す。

 

このような養護と教育を立案することで一人一人の命や甘えを受け止め、三つの柱の資質と能力を促し、社会的自立まで保障する幼児教育に結び付きます。

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