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誠和幼稚園ブログ - 飯田和也の「保育の基本」

保育観の違う人と仕事をするのがこんなにも辛いものだなんてつくづく感じます。

2018年11月26日 月曜日

保育観の違う人と仕事をするのがこんなにも辛いものだなんてつくづく感じます

                        飯田 和也


 保育観のズレにより保育が楽しくない、苦しいと感じ保育の現場を去っていく人がたくさんいます。

 人材を育てることが求められています。ぜひ、人を受け入れ、認め、長く続けられる職場を愛のある温かい雰囲気にするための努力が園長・主任の配慮が必要と思います。


 参考にして頂き日本の保育界を素敵な保育と全員が感じられるようにしたいものです。

 次のような事例から点検・評価し改善に結びつける研修が出来る事を祈っています


 自分の保育観を話しても「でも...だから」と言っていつも否定されます。

仲間の保育者を否定する先輩・ベテランの保育者がどれだけ知識があるか理解できません。同じクラスを担当している同僚に対していつも否定するのでなくお互いが高めあうという考えが必要です。

 しかし、現実は専任だから非常勤職員だから、学校の先輩だから、年上だからといった立場が違うだけで自分の知識が中途半端なこと、技術がないこと、思考力が低いこと、判断力が弱いこと、相手への表現力が少ないといったことを自覚していなくただ経験と勘だけを頼りに数十年保育している人々が多い実態が見られます。

このような人に押し付けられた実態で保育の現場をやめていった人が多いのも事実です。

 今後保育者不足と言われる職場で人間関係を温かくし共に育ちあい、子どもを愛する仲間と保育できる喜びを分かち合うための点検・評価ができて職場を改善するキッカケとなる研修が求められています。

 今の日本の保育界では保育観の異なった時の改善をするための資料を作らなければなりません緊急の課題の一つと言えます。

 

資料作成の材料の例をとりあげ子どもの幸せと保育者を育てる時間にしたいものです。次のような事例を考えたいものです。

 「二歳児は年少組になるのだから、みんなで一緒に行動できないといけないと思う」

1 二歳児は一斉に行動させる 2 個人差を受け入れ人とのかかわりやルールを気付かせる 3 約束を分かる言葉、優しく丁寧に説明し言いっぱなしにしないで行動させる。

 

1は年齢に関係なく子どもは他児と同じように行動させることが良い。

2 は二歳児でも人とかかわり、認められていると感じること愛されているという感覚を味わうことを教育と考える。

3は、約束を作り、分かる言葉で優しく丁寧に二歳児にも伝え、守ったら具体的に褒める教育方法を考えるなど発達の中でルールを守り「自分で○○する」主体性を大切にする事を気付かせる。

 コメント 

保育観が違うことが理解できたならば二歳児の発達について調べることです。先輩や同僚や後輩がお互いの今までの実践から考えることでなく心理学の本、以前の保育所保育指針の子どもの発達などを取り出して一度「調べる」ことで違いを見つけることから始めたいものです。

 このような事例を考えて、答えることで自己点検・自己評価しコメントを整理して保育観が同じ、違いを気付かせ子どもを愛する方法・実践を共有する資料づくりが必要と思います。いくつかの事例を通して改善の研修を進めたいものです。

 

 「あなたのクラスでは子ども同士がありがとうと言い合っていますか」

1 あまりいいあっていない 2 時々言っている 3 いつも言い合っている

 

「園の中で先生同士の有難うの回数はどのようでしょうか」

1 あまりいいあっていない 2 時々言い合っている 3 いつも言い合っている

 保育の中で有難うを多く言う先生のクラスを観察します。すると、そのクラスの子どもは受け入れられていると感じ落ち着いている事を理解する資料にしたいものです。ありがとうの大切さを認識したいものです。

 コメント

 自分の園のすべてのクラスを観察し保育者がありがとうを何回一日で言っているか点検・評価します。一番言っている数の多いクラスの雰囲気をお互いが評価して素直に改善に結び付けたいものです。

 

 「あなたは子どもたちに笑顔をどれぐらい見せているとおもいますか」

1あまり笑顔をださない 2 時々笑顔で保育する 3いつも笑顔を心掛けている


 「保育室の中に温かい愛のある雰囲気として笑顔をどう思いますか」

1 愛には必要ない 2 少しは与えた方がいい 3 愛されているには大いに必要

 コメント

 乳児や未満児保育において笑顔により未満児の自発性や情緒の安定がどのようであるか観察します。保育の中で笑顔があることで子どもたちは安心し情緒が安定します。養護に包まれて教育がある保育室になる基本と言えます。養護は命を守り、情緒の安定とは何か一緒に考えます。

 

 「あなたはほめ上手ですか」

1 思わない     2 時々思う    3 大変思う


 「ほめるときどのように接しますか」

1 わァ、すごいという 2わぁ,上手という 3 ○○出来たねと具体的に褒める 

 コメント

ほめ上手な保育で自分には○○出来ると自覚し自信を持ち、意欲的な生き方に結びつくことを教育に取り入れます。保育観が違う保育者同士お互いにほめあう体験をその場で行いほめられた時の心地よさを味わうことが重要です。ほめるには相手を受け入れ、よく行為を見ていないとほめることができません。

特にこの体験が保育観の違いを改善してくれるきっかけになると信じています。

 

 「あなたは保育者や子どもに対してしかり上手ですか」

1 思わない    2 時々思う    大変思う


 「叱り方についてどのようですか」

1 ダメと注意する  2 約束をしていなかったのでやめる 3約束を守らなかった事を叱る。

 コメント

 叱ることが出来て一人前と言われるように発達を五領域で捉えることで偏らないで伸ばすためには具体的に叱り上手になりたいものです。保育観の違いが叱る中身としかり方に表れやすいので「どのように叱るか」素直に話すことが求められます。同僚に叱り上手と思われていれば素晴らしい保育者です。

 

  「あなたは明るい性格ですか」

1 思わない    2 時々思う     3 大変思う

 コメント

保育室が温かく明るいと子どもたちは幸せ感になります。保育のプロとして保育の場では明るくふるまい明るい性格でいる自覚をしたいものです。

保育観は性格が似ている場合と全く対象的な場合により差が出るので違いがあってもプロとして受け入れる生き方を仕事と思うことです。乳幼児は明るい性格で太陽のような先生を求めています。

 

  「あなたは後輩の保育者に教えることが得意ですか」

1得意でない   2 普通       3 優しくできる


 「職場の仲間全員に対していいところを五つ言えますか」

1 直したいところをすぐ言える 2 一つか二つなら言える 3 いいところすぐ言える

 コメント

職場は人間関係がスムーズで仲が良い事、受け入れる力があると協力し温かい雰囲気で生きがいのある職場になります。いいところは受け入れること、良く観察していないと言えません。職場・特に方針にしたいものです。

 

 「 園児に対して抱くことをどう思いますか」

1あまり抱くことが好きでない 2時々抱く 3 必要に応じて抱く

 コメント

養護の中に情緒の安定を図るとありスキンシップ・肌のぬくもりによって癒される乳幼児が多くいます。先生のにおい・肌の柔らかさ・温かさ覚えています。

 

 「母親に対して子育ての悩みの相談を受けたとき」

1 子どものため厳しくしつけが良いと助言する 2 すべて受け入れるしつけがいいと伝える 3 悩み・・・聴き上手となり子どもが主語で始めると良いと伝える

 コメント 

悩みに対して「共に泣いてくれる先生と頑張れば誰でもできる、あなたが頑張らないでどうするの」というなど保育観の違いが見られて悩みの受け止め方、悩みを乗り切る方法が異なります。

園のなかで相談の在り方を共有するために園長・主任が方針を決めたいものです。子どもが主語となるような受け入れ方を相手に合せる話し合いを通して相談においてズレのないように理念と方針を決めることも大切と言えます。

 

 「日案を大切に思わない新任保育者をどう思いますか」

1立案の知識や技術がない 2 文章を書く事が苦手とおもう 3 面倒な事をやりたがらない。


 「日案を立案するためにどうしたらいいと思いますか」

1 自分のかいている日案を見本に見せて教える 2 園のモデルを見せて流れを身につけさせる 3 園の方針に添った記入にハートマークをつけてほめる。

 コメント

 指導計画の立案は、卒業した大学・養成校の指導によって違います、また、実習先での体験により異なっています。必ず園長・主任が話し合い立案と言葉の使い方は共有しズレがないようにすることです。

 主語は乳幼児で発達の捉え方を要領・指針などを調べて共通にして保育観のズレをなくした指導が重要になります。特に「発達の方向性」として「ライ」の言葉を共有します。〈感じる・楽しむ・味わう・広める・深める・しようとする」といった到達目標でない言葉の整理を園で共有したいものです。

  例としてこのような保育観を取り上げることで発達を大切にしている考えに差があることを気付かせる資料を通して話し合う場を持ち保育観の違いを点検・評価することで自分のクラスの子どもたちをどのように発達を捉えた教育がふさわしいかを話します。

 そして乳幼児の三つの資質・能力を愛し、偏らないため五領域を共有し、10項目で子どもの姿を正しくとらえて書くことになります。保育観の違いをお互いが謙虚に受け止め、自己点検・自己評価して改善に結び付けることが重要です。

 

 すべての行動を自分が勝手に決めつけて相手の意見を受け入れないのでなく、ベテランの方法や知識を素直に取り入れる生き方が求められます。

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