岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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クリスマス「発表会」の時、親として何を見ることが重要か

2014年12月19日 金曜日

 

 日本中で幼稚園や保育園では一年間に様々な行事があります。幼稚園や保育園・子ども園は卒園までに生きる力の基礎となる心情・意欲・態度を育てることと言われています。

 行事を通して一人ひとりの発達を見つけ、保障するのが教育です。

  親として子どもが舞台に登場した時、素直に「可愛い」という気持になって見たいものです。特に、初めての台詞や歌、そして一人で踊る場面があるとドキドキ・はらはらして親のほうが心配して見ておれない気持になる場合があります。

 始めて舞台に立つ子を見る時は、人前に立つだけでいい、動く姿を見るだけ、隣の子と一緒に口をあけて声を出すだけで「こんなにも大きくなった、できるようになった」と感激します。

 それは入園の頃や一年前を思い出すと「おはよう」が言えなかった、手をつなごうとしても手を振りほどいていた子がマイクをもって「今から○○を始めます」と人前で拙いが大きな声ではっきりと挨拶する姿が見られたとき、人前で話すことに自信をもつことができるまで大きく成長・発達したことを見ることができてよかったとなります。 

 ここで重要な事がおはようと言えなかったことがはっきりと言えるようになったことです。言葉を理解し使える事で知的発達できたことになります。

 また、今まで人前で挨拶出来なかった子が大勢の前で堂々たる態度となってマイクを持ってしゃべれたという態度は社会的発達として人前ではきちんと姿勢を正しくして話すことを獲得した事です。

 私は大学生や保育の先生に「話は背骨で話す」と言うことを時々伝えて姿勢がピシィとしていないと誰も聴いてくれないよと注意をしています。

 小さい時からの教育として親・大人は「マイクを持ってピシィと立って挨拶できた姿を見て涙がでて嬉しかったよ」という言葉をかけて人前で話すことができた自信をもたせ、さらには姿勢が大切ということを習慣化して欲しいものです。

 友達と一緒に歌ったり、合奏している場面で声がきれいに揃ったり、カスタネットやトライアングル、木琴、鉄琴の澄んだ音色、温かいピアニカなどの楽器の音が揃って流れてくる時と場を与えられるとジーンとします

 特に年長児全員がピタッと揃った姿を小さい時の行動を見ている親は、入園の頃の姿を想いだすと「あの○○チャンが」先生の眼を見て、友達の声を聴いて、周りの音を聞き分ける真剣な姿を見て涙を誘われる事になります。

 衣装を着て舞台に立つだけで可愛い、そして、友達と手をつなぐだけでいい、さらには、一緒に踊りの振りを併せようとするだけでいいと言う年齢では、身体の動きがしっかりしてすばやく動くができる身体的発達

 台詞や歌の言葉のイメージを持って言えたり、歌うなど豊かになった姿から知的発達

 さらには友達と手をつないだり、相手の動きに心を合わせ同じ行動をする態度から将来ルールを守る生き方となる社会的発達

 練習では音が合わなかったこと、立つ位置が違って叱られたが本番では揃う事ができて気持ちよかったという情緒的発達

 舞台に流れる曲に合わせようとするときに立つ位置を考える知的発達

 踊りをきれいに見せるための手の動きや身体の使い方である表現力が伸びた事と同時に身体的発達など大きく成長・発達したことを見つけて欲しいものです。

 「わあ・可愛い、上手、できた」と言うほめ方だけでなく子どもたちは何回も練習しました。そして努力しました。心を一つにしようとがんばりました。大きく発達しました。

 このように家庭では出来ない先生とのやり取り・友達とのかかわり、歌や楽器とのかかわりを通して身のこなしも考える力も大きく成長・発達しているのを見つけることを出来るのが発表会です。

 様々な一年間の行事を見る時に一年前を思い出すことで子どもの発達と出会います。幼児教育の大切さを理解していただければ幸いです。

            園長 飯田 和也

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