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愛されて育った子は人を愛する態度を持ち続ける

2014年1月21日 火曜日

 

小学校・中学校になって幼児期に愛された子とそうでない子の差がつく場合があります。幼い時に親の愛情をたっぷりと与えること、保育の中でも保育者から温かい愛のある雰囲気を与えたいものです。

 

 幼児期に親や先生・友達から愛されて育った子は小学校に行ってから「人の話をじっと聴く態度」があり、『先生・先生と注意を引くことも少ない』また「机に向かって椅子にじっと座って我慢する事」もできます。

 

 しかし、幼児期に親や先生から愛される事が少ないと小学校に行ってから「じっと我慢して人の話しを聞く態度が少なく」「友達への態度も相手のことを理解できない、自分勝手な行動や無責任な態度」などがあります。

 

 そして、高校生まで学校や家庭、社会で認められ、受け入れられることがない愛情の少ない環境で育った場合に出会う事があります。

 

 私は大学生に講義をしている時、高校生まで親や先生から愛されて育っていない学生が「人の話を聴く態度が育っていない」『教室に帽子を被って講義を受ける』「講義中黙って外に出て行く」『ガムを噛んで講義を受ける』『携帯電話をこそこそとする』といった人に迷惑を平気で与える、自分勝手な行動をするという周囲への気配りや雰囲気を大切に出来ない大人に育っている場合が見られます。

 

 このように人への思いやり「道徳的発達」が育っていない環境を過ごしてきている学生には最初に講義を受ける約束を必ず具体的に示し・説明し社会的知識を身につけて欲しいと願う講義をしています。そして、特に教育者や保育者を育てる時の最後の時間にフランスのセガン「障がい児教育で最も有名な人のことば」を伝えています。

 

そのことばは『全ての子どもたちは愛されることによって人を愛する事が判っていくのであろう。この子どもたちを良くする仕事に献身している人たち以上にこのことを示せる人がいるだろうか。

 

彼らの視覚、聴覚、その他の感覚を発達させるのと同じく、彼らの愛情の感覚を発達させるには新しい道具や新しい教師が必要なのではない。必要なのは彼らの感じる力にまで愛情を届かせてやる事なのである。

 

自分は愛されているのだとその子どもに感じさせ、次には熱心に人を愛させるという事がわれわれの教育の始めであり終わりなのである。もし、われわれがその子どもたちを愛しているのなら、彼らもそれを感じ、やがては同じように互いに愛し合うようになるのである。愛されておれば、彼らもその限られた能力でもって、いろいろな程度に人を愛するのである。』

 

 この文章と出会った教師や保育者の中で子どもたちを心から愛している人々は涙を流し、自分の教育観の見直しをする感動の体験が与えられます。

 

 私も教育の原点として時々学生の最後の日、特に将来・保育者や教師を目指している学生、そして一人ひとりの発達を愛する研修会の終わりに読み直す機会を与えられ本当に一人ひとりを愛しているか反省する事になります。

 この文章は教師だけでなく全てのお母さん・お父さんにも是非時々読んでいただきたいと願ってまとめました。

 

 愛されて育った子は 「ありがとう」が言えます

 愛されて育った子は 「幸せ」を感じます

 愛されて育った子は 「じっと人の話を聴きます」

 愛されて育った子は 「笑顔」が素敵です

 愛されて育った子は 「ぬくもり」が与えられます

 愛されて育った子は 「おもいやり」が身につきます

 愛されて育った子は 「人を愛する心」が育ちます

 

これからもお父さん・お母さん方とたくさん・たくさん子どもたちを一緒に愛してあげたいですね。    

 園長  飯田 和也

     

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