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先回り・世話のやきすぎから望ましい親になるには

2013年8月20日 火曜日

この子は生まれつき身体が弱い、いつものろのろしている子、ようやく望まれた子などそれぞれの家庭の環境や条件があって子どもは育っています。

今回は、そのような環境や条件から過剰な干渉として「危ない・危ないと言いすぎたり」「転ぶと怪我するから外で遊んでいけません」靴を履ける能力ができたのに、まだ幼い・まだ早いと思いこみ、子どもが履こうかなと感じているのを無視して「さきに靴をはかせたり」先回りをする育て方があります。

 

また、「服のボタンを全てかけたり」「ご飯をスプーンで全部たべさせたり」「手洗いも出来るのに丁寧に洗ってあげる」世話のしすぎもあります。様々な条件や家庭環境により、このような誤った親の態度になる場合があります。

 

子どもに対して愛情があるが言いすぎたり、世話のやきすぎで保護が過ぎる場合と言えます。また、砂遊びをして病気になるのではないか、友だちと喧嘩して泣かされているのではないか、おしっこをしたいのにトイレに行きたいと言えなくて失敗しているのでないか、外出しているが車の事故にあっているのでないかといった過度の心配しすぎる場合もあります。

 このような育て方を受けた子どものなかでは、自分でボタンをかけようとしない子、ご飯を自分から食べようとしない子、靴を脱いで靴箱に自分からしまうことができないといった生活習慣の発達が遅れて自立心の少ない子となります。

 

また、友だちの中に積極的に入ろうとしないで引っ込み思案やちょっとのことでびっくりするなど臆病な態度にもなります。さらには、大人や友だちに手伝ってもらう事や自分で考えないで答えを教えてという依存心の強い生き方を身につけてしまう傾向があります。

大きくなってからできないことを他人の理由にしたり、掃除当番をさぼったり、与えられた仕事を最後までやりきることが出来ない責任感の薄い行動も見られます。特に気をつけなければならない事に少しの事でクヨクヨしたり、気にしすぎる神経質になる場合で失敗を恐れておおらかな行動がとれなくなる傾向が見られます。

そして、友だち関係で距離感がうまくいかないために集団での行動が苦手となることも考えさせられます。

 

 では望ましい親になるには、度を越した世話のやきすぎ、先回りは思いとどまることです。寒いからとすぐに厚着にさせたり、疲れただろうからとすぐに抱いたり、箸はまだ早いからスプーンにして食べさせたり、嫌いなものは食べさせる必要がないから料理しないで食卓に出さないという態度を改める事です。

 

 周囲の大人の子どもへの触れ合いを参考にして自分だけの考え・尺度が強すぎている事を時々見直します。はさみを使わせる事は危ない、折り紙はまだ、手伝いは出来ないだろうとかってに決め付けない事です。また、子どもに適度の要求を与え、いつまでも赤ちゃん扱いにしないこと、三歳児でも片付けを自分でさせ、おもちゃも自分で元に戻したら片づけ方で工夫しているところをほめる。

 同年齢の子どもたちと遊ばせることで能力がある事を見つけます。近所の子どもたちが遊んでいる近くに連れて行き、友達の行動を見させる事から始め、子どもの性格や能力を観察させると同時に遊び方を真似させ仲間づくりが大切になります。

 

 同年齢の子どもと遊ばせる事でおもちゃの取り合いをしたり、大きな声を聞いたり、意地悪されたり、自分を出したりして人間関係を学んだり、自分の力を気づいたりさせながらこの子には自分で出来る様々な力があることを理解します。

 

 半年前の姿を見つめる事で、しゃべること・食べる事・トイレ・脱ぐ・履くなど子どもには能力があることを見つける事です。そして、子どもの能力を信じる事で言い過ぎや過保護な態度を見直すことで大きく成長・発達することになります。

             園長 飯田 和也

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