岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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子どもが言葉で言い表すことができない喜怒哀楽「心情」を大切にしていますか「おかあさん」

2011年4月6日 水曜日

 三歳児が久しぶりにかわいがってくれる人に会ったとき「わっはっは○○ちゃん」と大声で「逢ってうれしい」といえないときに笑うことがあります。また、三歳児が「いーいー」と言いながらニコニコしているとき「先生見た」と言えないが見つけたときの喜びをつたない言葉で表すこともあります。いつも腕にアンパンマンの顔を描いたり、プリキュアの顔を描いたり、ゴーカイジャーの顔を描いていると「黙って腕を出して」要求してくる子もいます。また、職員室の入り口のガラスに顔を引っ付け自分の先生がどこにいるかなとさらに鼻をぺチャーと押し当て、ガラスには鼻水がベターとつけながら(先生見つけた)と言えません、しかし、見てと言えないために手にもっているブロックのおもちゃでとんとんとガラスをたたいて「先生遊んで」と言葉に言い表すことができないためにトントンとガラスを叩いている幼児がいます。また、友達同士が手をつないで「○○先生を見つけた時(先生見つけた)と言えないが「あっはっは」と喜び見つけたことを味わっている子どもたちもいます。赤ちゃんを抱き上げて高い高いをすると(あっはっは)と一度はよろこぶが何度もしていると次第に(あっはっは)をよく見ると表情は引きつっている姿も見られ「怖い」と言えない心情も見られます。

 言葉が出始めた一歳前後から三歳ごろまでの乳幼児は言葉に言い表すことができない喜怒哀楽「心情」をお母さんは見つけていますか、気づいていますか、そして受け入れる対応をしていますか。そのお母さんの対応によって将来、乳幼児は大きく性格や態度が異なります。乳幼児の言葉に言い表すことができない心情を受け入れられたり、認められることで自分は愛されていると感じ、情緒が安定します。この安心感から自分は怒ってもいい、悲しんでもいい、喜んでもいい、楽しんでも大丈夫と自分自身を素直に表出することになります。すると失敗してもいい、間違っていても安心という感覚になり自分で○○する「主体的」な行為に結びつきます。しかし、母親は泣いていることが理解できないから泣いてはダメ、何怒っているのうるさいねえ、何笑っているの、子どもにとっては怒るのもダメ、笑うのもダメという感覚に結びつく場合もあります。また、母親が何話しているの理解できないからはっきり話して、もう一度言って御覧なさいと言いなおしさせたりすることで(もう話したくない)という気持ちや喜怒哀楽を自由に表現しなくなる場合があります。

母親のわかろうとする態度、受け入れる心があることで母親の表情はガラリと違います。可愛いなあ・失敗してもいいよ・一生懸命伝えようとしているね、間違っていても大丈夫という態度で乳幼児のかかわる力を見つけることが子どもにとっては安心となります。この母親や友達と一緒にいたいという気持ちを周囲の大人が認めることで乳幼児は情緒が安定して人にかかわる力を持ちます。しかし、乳幼児の言葉に言い表すことができない喜怒哀楽(心情)を見つけることに努力しない人の周囲にいる乳幼児は不幸と言えます。受け入れられないために表情が硬かったり、自分に自信が持てなかったり、母親や大人、友達にかかわる力が偏ってしまうことで孤独な状況の生活となります。

 この乳幼児のときに(愛される雰囲気)を味わうことで自分から○○する主体的な行動に結びつき、人にかかわったり、物事に積極的にかかわり見ること・聞くこと・触ること・真似することなど知的発達や人とかかわる社会的知識が育ち、さらに愛されることで情緒的発達・道徳的発達に結びつきます。乳幼児の心を理解したいものですね。


 
園長 飯田 和也

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