岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

誠和幼稚園ブログ_タイトル画像

誠和幼稚園ブログ

過去の記事

誠和幼稚園ブログ - 共に育つ

子どもの発達を見つめ、子どもに発達を気づかせ、親に発達を伝える

2010年9月9日 木曜日

 幼児教育者として「子どもの何を大切にしますか」と問われた時に『子どもの発達』です。そして、ただ発達を理解するのでなく一人ひとりの発達は違っているという発達の特性として個人差を考え、乳幼児に一ヶ月前に比べると手先や身のこなし、言葉や考える力、人や物へのかかわりなど発達していますよ、貴方は無限の可能性をもっていることを気づかせてくれたのであなた自身に伝えるのが周囲にいる大人「親や先生」の義務責任ですと伝えています。乳幼児の発達を気づかないで早くできるようにすればいい、大きくさせればいいと眼に見えることに囚われた育て方に偏らないことが大切です。

 子どもの発達として「困難に出会っても乗り切る力」と『人に言われないで自分から○○する力』の二つをお母さんと一緒に考えたいと願っています。身体が成長すれば親の眼は安心し、身体が小さいともっと他の子のように背が伸びたり、体重が増えれば安心ということもあります。しかし、身体発達だけでなく精神の発達として考える力や自分で○○する主体性という考えを捉えていないと大人になった時に自分さえよければいい、嫌なことに対して避ける生き方や意志薄弱な態度になる場合、我慢が出来ないで辛いことに出会うと逃げる人、人に言われないと行動できない大人が目立ちます。忍耐がないために人の話しをじっとして聞くことが出来ない、順番が守れない、最後までやり遂げる体力と根気が育っていないといった状況があります。何故このような子どもや大人になってしまうか様々な原因があります。

 幼いときにじっと人の声や鳥の声を聴いているのに傍で親から『じっとしていないの』『早く歩いて』きれいな花が咲いているのを座ってみていると『いつまでボーとしているの』初めての場所で何の音・大きな音だな、たくさん人がいる・どんな人がいるのかな、変わった匂い、触ると危ないかなと判断がつかないでいると『この子は照れ屋さんだから』『怖がりなんですよ』『神経質で困ります』といった様々な場面が見られます。このような時に親や先生が勝手な判断で子どもの立場や能力を認めないで決め付けてしまっていることがあります。

 本当は子ども自身が自分の耳や眼や手や口や鼻で感じて考え、判断をしている場面です。小さい時にまだこの子は小さい・判断力もない・言葉もはっきりいえないので思考力も育っていないと子どもの精神の発達を見ない・見れない・見ようとしない大人です。

 「三つ子の魂、百までも」という一番重要なときに精神の発達を見つけるのが母親や先生です。小さい時に様々な発達していますよという子どもからのサインを見つける眼を持っていたいものです。この子が自分で見たり、聴いたり、匂いをかいだり、触ったりしているのを感じたら『○○だね』『面白い形だね』「冷たい水だね」『不思議だね』といった言葉をかけて子どもが自分で見た・聴いた・感動しているところを一緒に共感してあげて考える力、自分で見つける力を持っていますよということを気づかせることが発達を育てるための働きかけとして重要になります。


 子どもから子どもに「○○ちゃん上手にできるようになったね」、先生ならお母さんに「一ヶ月前に比べたらこんなにも○○できました」、お母さんならお父さんに『一週間前に比べたら○○になったよ』と具体的に伝えることで大きく発達する力を持っているわが子を信じてあげることです。夫婦で可能性を見つけることで子ども授かった喜びを味わって家族という絆を確かめたいものです。 
 このように幼稚園・保育園・ 学校で子どもたちの発達を見つめる子どもと子ども・先生と子ども・親と子どものかかわりが広がり深められれば素敵な日本になりますね。 


園長  飯田和也

<< 一覧へ戻る

ホーム教育目標幼稚園の生活子育て支援募集要項アクセス誠和幼稚園ブログ