岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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国語の先生だった人との会話から

2010年3月12日 金曜日

 小学生や中学生の中で国語が好きでない、また、高校生で国語が得意でないという言葉を時々耳にします。中学校や高校の校長先生に学校の成績順位をあげるには、英語や数学で得点をあげるよりも、国語の成績を上げるのはなかなか難しいですねという言葉も耳にします。そこで国語の先生だった人に国語の成績をあげるにはどうしたらいいですかと問いかけをしました。

 その先生は「昔から三多と言って多く本を読み、多く考え、多く書くこの三つがポイントともいわれています。」という答えを聞いて小さい時から多くの絵本に親しみ、豊かなイメージを広げ、考える時を持つことで国語の得意な子になる原点があると納得しました。さらに大学生の中に文章がうまく書けない、相手に伝える文が出来ないことが気になっていましたので「高校までの国語の指導のポイントは何ですか」と問いかけると「文章は、だらだら書かないこと、一つの文に一つのことを書くことも大切と伝えています」という返事でした。

 だらだらと長く書くこと、それも書きたいことが判らない文が見られます。書きたいことを書くためには、書きたいことを観察する眼を 持たないと何を書いていいか判らない。そこで「書くことが出来るようになるには、どうしたらいいですか」と問いかけると「小学校や中学校、高校生までに国語の教科書で使われている小説家の文章を写すことも大切、また有名な小説家の短編小説などを写すことで言葉を覚えることもあります」という答えも返ってきました。

 その後、小学校の国語の宿題について話題となりました。私が時々使っている(勉強とウンチは人に言われてするものではない)という言葉は小学校の校長先生を退職し、子どもたちに勉強を教えている人が「孫が国語の本読みの宿題として○○回読んだら家の人に印鑑か○をもらってくるように」と言う宿題に対して(教科書の中で心を込めて読んだという宿題なら印鑑を押すが、そうでないのには押さない)と印鑑を押さないで学校に行かせたそうです。

 すると先生から「どうして押してもらわなかったか」家に帰って聞きなさいといわれて帰ってきた。そこで「勉強とウンチは人に言われてするものではない」とクラスで言いなさいと言われて、次の日この言葉を教室で話したらクラスで納得した場面になったそうです。この人から言われないで自分から読むこと、勉強することが大切で、生きる力を育てるには重要です。

 しかし、話題は「心を込めて読んだところを共感する触れ合い」その心を込めるには、何度も声を出して読むこと、考えて読むこと、作者の気持ちになること、イメージを広げること、句読点を大切にすること、せりふがあれば交代すること、間は魔物といって間がないのを間抜け、ありすぎるのを間延びというように「間」を大切にする読み方、感情を込める読み方など話題が盛り上がりました。

 小学校の国語の本読みの宿題で技術「姿勢・発音・読み方など」を気づかせるための宿題も大切ですが、心を込めて読んだ箇所を家族が一緒に共感することで(本が読めた喜び、そして家族が一緒に具体的にほめたり、問いかけたり、励ましたり、慰めてくれたことでもっと読みたいという意欲、工夫して感情を込めたり、句読点などを自分なりに見つけたことをほめられたことで国語の宿題が満足に出来た充実感が与えられ考える力が育つことになると思います。

 このような国語の宿題を通して本を読む技術だけでなく家族とかかわる温かい雰囲気が与えられることで、子どもは生きる喜びとなり、辛い時、苦しいことに対して家族が見守ってくれているという感覚になり困難を自分で切り開いていく思考力、生きる力になることを国語の先生だった人と確かめ合うチャンスとなり感謝しました。 


園長  飯田和也

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