岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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子どもの最善の利益になっていますか

2010年1月12日 火曜日

 「何度も洗濯して乾かすこと大変だから」「自分が動くの面倒だ」「ひとつひとつ丁寧に教えるの難しいから」「今、していること中断されるとまた、最初からやり直すと面倒だから」など大人の都合で子育てしていませんか。将来、「自分で○○する」それも物や人を大切に生きる力を育てるためには、親や大人の都合でなく子ども最善の利益となっているか見直したいものです

 「ママ、さかなの絵描いて」と母親の傍に行き頼むと「後で」とか「後にシテ」といった言葉をかける場合があります。この時、子どもは一緒にいたい、ママの描いたのを見たい、かかわりたいという心を持った時です。このような気持ちの時「後で」と言われるとかかわりたい意欲をそがれてしまいます。現代社会は、人とのかかわりが薄くなった原因が自分ひとりさえよければいい、 家族でも生きていけるといった自分中心の世界で育った子どもたちは、他の人への思いやりを持つことが薄くなっています

 「お母さん、描けた見て」自分なりに工夫した犬の絵を見せたとたん「上手な豚みたい」と言われるとせっかく犬を描いたのに犬に見てくれない、受け入れてくれない、なんていう見方するのお母さんといった言葉に言い表す事が出来ない気持ちになります。このようなことは、描いているときを見ていなかったり、子どもだからきっとこんなのを描いていると決め付けてしまう場合になります

 「はやく起きて・はやく服着替えて、早くご飯食べて、はやく準備して」とはやくという言葉は、大人の都合で言っていることが多く見られます。じっくりと味わっていたり、肌で室温や匂いを感じていたり、丁寧にしている場合も見られます。子どものテンポがあり、子どもの目・耳・手・足になってみると感性が豊かであったり、性格がおおらかであったりするなど個人差がみられます。 他の兄弟や友達と同じテンポでないから友達に迷惑をかけるから早くさせようというのでなく、はやくしなくてもいい環境として前日にきちんと用意すること、ゆっくりだが服を たたんで出来た喜びを味あわせることで少しずつ早くなっていくようなほめ上手が親と言えます

 「お母さん・お母さん」「ナニ」から〔お母さん〕〔なーに〕という同じナニでもナニ!というしり上がりの返事をすると〔もういい、分かった、話したくない〕という気持ちになります。しかし、「なーに」とゆったりと穏やかな返事をする事で子どもは「おかあさん、今日、園でどんぐり見つけて拾ってコマを作ったら、回ったよ」と言葉が弾みます。聞いてくれる人がいるから話したくなるという状況です。話す意欲は、相手がじっくりと時間を 割いて聞いていますよという態度により話したくなります。母親が話しすぎると子どもは聞いてくれないお母さん、自分のことばかり話しているので話したくないと言う気持ちになり、母親へは言葉数が少ないタイプとなります。 しかし、 聞いてくれる友達や先生には、次から次へと話す態度がみられることを肝に銘じておきたいものです。

 「ケーキ買ってあげるよ」「どっちにする」〔・・・〕「これにしたら」子ども「え、ドッチでもいいと言ったのに」親はこっちがちょっと安いのでこっちにしてくれるといいなと、親の経済の都合で押し付けてしまう場合があります。このような場は、親に対して不信感となり、親の言葉を信じられない生き方に結びつく場合になります。

 子どもの要求を全て受入れるのでない。考える力や人との関わる力やおもいやりを育てるためには、大人の都合だけでなく子どもの気持ちを大切した聞き上手・ほめ上手・問いかけ上手・見守り上手でいたいものです。 


園長  飯田和也

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