岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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乳幼児期は生きる力の基礎を培う

2009年4月7日 火曜日

 乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期であり、 特に身体感覚を 伴う多様な経験が積み重なることにより、 豊かな感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われる。また、それらがその後の生活や学びの基礎になる。以上の文章は保育所保育指針に書かれているが幼稚園の園児にとってもまったく一緒 といえます。子どもたちが生涯にわたって生きていく力を 身につけるには母親や保育者 からの温かい温もりと優しい笑顔が一緒になったスキンシップが与えられることで、愛されている・受入れられていると感じることが出来ます

 この母親や保育者から愛されていると感じる感覚から子どもは、失敗してもいい、 最初は出来なくてもいいという雰囲気が与えられることになります。そこで自分は認められ・ 愛されているから自分から聞いてみよう・見てみよう、匂いをかいでみよう、口に入れて味わってみようという意欲が湧いてきます。この母親や父親、また保育者からぎゅっと抱かれたり、そっと抱かれたり、チューとされたりする肌と肌との交わりがある中で情緒が安定することになります。「○○ちゃんかわいいね」「○○クンかっこいい」という 言葉と一緒に温かい眼差しとスキンシップがあって乳幼児は安心して「自分から○○する」という主体的な行動に結びつきます。この見守られている場として安心することができると次に身体の様々な感覚を 働かせて多様な活動ができるようになります。

 親や保育者は乳幼児の目・耳・口・鼻・手・足を 意識したいものです。乳幼児の立場になろうという意識がないと「させればいい」「 やらせればいい」 という考えになってしまいます。大人の考えでなく子ども自身になってみようという考えがないと一人ひとりの情緒の安定は出来ません。周囲にいる大人から愛されることで我慢し、妬まなく、人の話しを聞く態度が出来人を愛する姿勢に結びつきます。 このような生きる力の基礎は乳幼児期に親や保育者の温かい愛情のある雰囲気を 味あわせることが第一といえます。

 この多様な活動を大人や友達から保障されることで、少しさわっいい、もっと音を聴いていてもいい、周囲にいる友達の声を聞いていてもいい、見ていていい・ 部屋の匂いや友達・保育者の匂いをかいでいてもいいという自分から行動する主体性が出てきます。この主体的な活動が出てくるためには周囲にいる大人の見守り、受け入れがなくても発達できません。 何とかはやく上手に積み木を何段も積ませよう、 ブロックで面白い形を造らせよう、手遊びや歌を歌わせよう、はっきり挨拶させようという姿勢が強すぎるとその子にふさわしい素晴らしい感性を みつけ、 伸ばすことができません。ここで大切なことは母親や保育者がじっと相手を受け入れ、見守り、共感する体験をすることで豊かな感性と「なんだろう、 面白そう、 不思議だな』といった好奇心や探究心・思考力などが育ちます。家庭や保育室や自然や周囲の環境に対して『自分から関わる』という心と身体活動を保障することが最も大切なのが幼児期と言えます。

 乳幼児の上手にあるけない、 しゃべれない、 食べられない、トイレができないのが当たり前ということを受入れることです。 そして失敗しても大きな怪我をしないと信じて、困難を 乗り切る力を与えるために見守る力を 持つこと、興味を 持っている時は温かく見守ること、じっと音を自分から聴いていたり、そっと触っていたり、匂いをかいでいる時は静かにニコニコと見守る力が思考力を育てる基礎になることを 十分に認識することの大切さと理解したいものです。 以上のような乳幼児期の体験がその後の生活や様々な学習の基礎になることを 肝に命じて触れ合う努力をしたいものです。 


園長  飯田和也

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