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乳幼児の時、親の愛情の与え方が性格形成に影響する

2008年11月6日 木曜日

 おじいちゃんやおばあちゃんとなり孫の保護や世話をしている姿から、また、父親や母親となって子育てをしている姿から、その人の小さい時の育った環境や受けたしつけが影響される場合が見られます。

 自分が幼いとき愛情を与えられない放任や拒否されて育つと、どのように愛していいか、世話をしていいか、命を守っていいか、また乳児が不安な時どのように抱いて接していいか戸惑い、孫を不安にさせている場合があります。特に、優しい言葉や笑顔がなく抱きかたのぎこちない触れ合いが見られます。また、反対に両親から過保護で育った場合には、「○○しては危ない」と禁止句が多くなり自発的な行動が少ない乳幼児を育てている場合となります。さらに、せっかちな親からノロノロした子が育つといわれるように『言われすぎたり、先回りの親から育てられた場合』はなかなか自分から行動できなく、与えられることや指示されることを待っている性格になっているなど、様々なタイプが祖父母や親にもみられます。

 このように親や祖父母が様々な環境で育ったことにより、子どもや孫を育てる時に乳幼児も影響を受け、乳幼児は、様々な性格のタイプが見られます。家庭の環境の中で、乳幼児が刺激に対して積極的に行動するタイプ、反対に刺激に対してのんびりしているタイプ、自分ひとりで黙々と行動するタイプ、ある時は忙しく走り回ったり・ゆったりと行動しているときが入り混じっているなど様々なタイプが見られます。乳幼児は一人一人がちがっていることを理解し、家族で乳幼児を育てる時に、兄弟はちがっていることを把握し、一緒の育て方をするのでなく、一人一人のちがうタイプにあわせて育てあげたいものです。兄弟姉妹が三人・四人いると『みんなちがってみんないい』という言葉があるように同じように育てることはできません。

 赤ちゃんの時、とんとんと身体を触れ合うことを好むタイプ、ぎゅっと抱きしめて欲しいタイプ、ぎゅっと抱かれるのを嫌がるが、少しだけ傍にいることを好むタイプ、また、数ヶ月すると抱かれ方や言葉のかけ方で安心することが見られます。

 赤ちゃんへの保育者や母親の触れ合いを見ていると、泣いた時に抱き上げて背中をとんとんとして優しい言葉をかけることで安心する乳児のタイプと「大丈夫だよ」とぎゅっと抱きしめ肌の温もりを与えることで不安がすくなるタイプ、「傍にいるから安心してね」と笑顔をかけることで『生きる喜び』を与えられるタイプなどがあります。赤ちゃんに対して同じように抱けばいい、笑顔を与えればいいという態度でなく、一人ひとりが今は、『こんな抱きかたして』『こんな言葉をかけて』『ここがかゆいよ』『ここが痛いよ』『こんなにおなかすいているよ』などサインが出ています。そのような時、貴方からのサインを受け止めること、そして一人一人への言葉かけ、抱き方、笑顔の与え方をいつも同じでなく様々与える方法を見つける眼を持つことです。見つけた時に「こんなことできるようになったね」と温かい受け入れ方、認め方、共感の言葉をかけることで乳幼児は愛されていると感じ生きる喜びと生きる力の元を身につけていきます

 親になった時、おじいちゃん・おばあちゃんになった時に乳幼児からのサインを見つけた時、自分と結ばれている感覚となり、生きていて良かったと『生きる喜び』を与えられることが出来、子どもを授かった喜びや孫を授かった感動を味わうことになります。子どもが幼いときの触れ合い方は、祖父母を含めて一貫性のある愛し方を家族で話し合うことです。子どもたちが将来、自分の子どもを授かった時に、家族全員が一緒に困難を乗り切り、人を愛する態度や生きる力を身につけさせるための温かい愛情を与えたいものです。



園長  飯田和也

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