岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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子どもを信じることも大事だか状況判断して危険に近寄らせない生き方

2008年6月16日 月曜日

 一歳を少し過ぎたヨチヨチ歩きの男の子がガラス細工や小さな置物、様々な色とりどりのお土産が並んでいるお店の中に入ってきたときのことでした。この男の子は小さな品物がところ狭しと並んでいる店内を、自分の目で見ながらぶつからないように品物に触らないようにヨチヨチと歩いて入ってきました。すぐ後には五歳ぐらいの男の子が追いかけるように入って来ました。母親は入り口で父親と話しながら見ているだけでした。すると、幼い子は自分からきれいに光っているお土産の置物を見つけちょっと触ろうとし始めました。ソレを見たお兄ちゃんは止めようとして抱きとめると、一歳ぐらいの子は抱かれたことを嫌がってもがいて降りようとしたとたん、『がーん』という大きな音がして兄弟は陳列台に寄りかかり台の角にぶつかりました。飾ってある品物が落ちそうになると同時に口が台にぶつかり血だらけとなりました。母親はあわてて飛んできて弟を抱きかかえて、品物が壊れていないか見て『ごめんなさい』『ごめんなさい』と平謝りの場面となりました。

 母親の状況判断の甘さにより一歳の子どもの口を切り、兄には弟を自分が持ち上げたことで品物を壊し、弟を抱いたことで怪我させてしまったという嫌な思いを与えたことです。また、親が注意しないことで他人に迷惑をかけた場面となりました。一歳の子どもの能力として『自分で○○する』という主体的な行動ができている場合もあります。じっと観察したり、においをかいだり、音を聴いたり、少し触って熱いか、冷たいか判断している場合もあります。そのように自分から見たり、聞いたり、触る力を伸ばすために見守ることも大切ですが、状況によっては子どもの命に関わることもあります。車の往来の激しい場所、川で水遊びをしているとき、友達と遊んでいるとき、相手の能力や性格によってはちょっかいを出してしまうときなど、親として子どもの行動への注意を怠ると一歳・二歳の子どもには状況判断するための情報を得る力がない場合があり取り返しのつかない場合もあります。

 親という字は、木の上に立って、長い目で見守るという漢字のように保護者として、幼い時期は特に、子どもに背中を向けないで『飛び出さないか、水に入らないか、口の中に物を入れないか、人に物を投げないかなど』安全かどうかを見ていることが重要です。家族全員で子どもの命をなくさないこと、大きな怪我をしないように注意することと同時に人に迷惑を与えないように気をくばることです。子どもが初めての場所や遊ぶとき、最初に約束事を作り、守ることが大切になります。しかし、ここで重要なことは、約束を家族一緒に考えることも大切といえます。親が頭ごなしに『○○しなさい』と決め付けて押し付けるだけでなく『何故守ることが大切か』を時々説明したり、示すことです。幼い子どもに対しても具体的な分かる言葉を出来るだけ使うことです。相手に理解できるように物に触ったり、事物を示すことと同時に失敗する姿を見せることも大切になります。さらに、家族で約束を守ったときに当たり前でなく具体的に「○○を守ることが出来てお父さんもお母さんも嬉しい」という言葉をかけることです。
 当然、お父さんやおかあさんが約束を守る家族でいたいものです。守れないような約束は子どもにしないことも大切なルールといえます。

 親として子どもの命を守ることと同時に子どもには『他人に迷惑をかけない』『物を大切に生きること』などこれから困難が多い人生の中で生きる喜びや生きる力を身につけるための約束事を家族で見つけたいものです。



園長  飯田和也

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