岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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もうすぐ一年生・人生の節目を乗り切る力

2008年2月8日 金曜日

 もうすぐ一年生ということで親は、期待と不安が入り混じっていることがあります。
 一年生になって新しい学校という場に出会ったとき、「友達が見つからないから嫌、何していいかわからないから不安、勉強できるか心配」という子どもにさせないために周囲にいる大人が自信を持たせる配慮が大切なときといえます。
 人は人生の様々な節目の場面に出会います。節目が辛いとき、苦しいとき、嫌なことや意地悪な人に出会っても自分から切り開いていく力を親として持たせたいという願いになります。

 心配しすぎたり、脅したり、期待過剰となったり、過保護になると子どもは一人で困難を乗り切る力や自分から進んで行動する力を身につけることが出来なく将来の生きる力に影響を与えます。このような人生の節目のときに子どもに対して不安を与えないこと、「自分から○○する」という主体的な行動が出来ていること、集中し熱中する力があり「生きる力」を持っていることなどを気づかせ、子どもに自信を持たせて迎えさせたいものです。それには多くのことを要求しないでいいところひとつ見つけ、 能力があることを 気づかせることからはじめることだと思います。周囲の大人が心配しすぎると子どもは不安になります。毎日の中で、親に愛されていることで安らぎの場が家にあり、考える力、人に言葉で伝える力、安心して生きる喜びが与えられる中で「生きる力」が養われます。

 今、この時期で子どもたちに大切にしなければならないことは、集団の中で子どもが集中し、我慢して友達と同じ行為ができているか、周囲の刺激に左右されて注意散逸になっていないかを見つけ、気になる行為があれば少しでもできるようにする時といえます。

 しかし、 ふらふらしたり、人の話を聞いていなかったり、自分勝手な行動をしていとき、文句やケチだけをつけて正すことはなかなか直らない場合があります。そのようなとき、保育や家庭において「まず簡単な約束をする」ことも重要になります。例えば、紙芝居を見せるとき「・・の紙芝居を読むけれど、約束してね、一つ目、友達と同じように全員静か聴いてね。二つ目友達が見ているとき邪魔しないでね。」と二つのことを約束します。出来そうだから 聞けそうだからと多くのことを 要求したくなりますが二つにします。

 一度にたくさんのことを 伝えると全部しなければならないという感覚でかえってマイナスとなる子どももいます。そして、紙芝居を読みながらいつもふらふらしている子、勝手にしゃべっている子、見ていない子の行動をみます。 当然、全員を ひきつける紙芝居の読み方をします。また、見たくなる紙芝居を選び能力に併せて準備します。このような配慮をすると全員が静かに聴いて、ふらふらしないことがみられます。

 そのときに「先生は、最初に約束したことが守れてびっくりしたよ、・・チャン、・・くん、 クラス全員の子どもがしゃべらないで静かに聴き、ともだちのじゃましない姿にびっくりしたよ。一年生になってもきっと友達のじゃましたり、騒がないで人の話が聴けると先生は信じるよ」という話をしました。一年生になるに対して不安にさせたり、脅したりして小学校に送り出すのでなく、自分には「人の話を聞く態度と静かに出来る力を 持っているという自信」を 持たせて最後のまとめにする大切さを感じました。出来るような約束のある「保育」をして本当は静かにする力をもっていることを見つけ、そして、子どもに能力があることをきづかせ、 親に信じてくださいと伝えることと思いました。

 このような保育をしてみて同じように家族の方に、文句やケチを言うだけでなく、最初に「出来る約束し」守りたくなるような絵本を読んであげてみてください。多くのことを要求しないでできるような簡単な約束をして、守ったときほめ、共感してあげ自信を持たせて人生の節目を乗り越える力を持たせて「生きる力」をつけて欲しいと願っています。 


園長  飯田和也

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