岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

誠和幼稚園ブログ_タイトル画像

誠和幼稚園ブログ

過去の記事

誠和幼稚園ブログ - 共に育つ

わが子が一年生になる前に

2008年1月10日 木曜日

子どもたちに「学ぶ意欲と考える力」 が不足しているといわれている中でどのように力をつけたら良いか考えさせられます。
 社会や家庭、学校における様々な環境からの影響を受けて子どもたちは育っています。「人は環境を 通して相互作用で発達する」という言葉を整理しながら一年生になるときをどのように迎えたらいいか参考にしていただければ幸いと思います。小学校は幼稚園や保育園と異なる環境を分かりやすく説明してあげることで不安感を失くすこと、学校に行きたくなり学ぶ意欲を結びつけ生きる力を育てるための配慮が必要といえます。

 子どもが勉強して学ぶ意欲となる机と椅子を選んであげたいものです。自分から勉強したい意欲と考える力がつくため集中できる机と椅子が必要です。机の前には派手な色や気が散るアニメの絵や多種多様なものが附属しているのでなく、シンプルなデザインで集中できる机と座ったら動かないタイプの椅子で身体の大きさに合わせることが出来るものです。
 与えるときの約束事として引き出しに何を入れるか、カバンや袋を置くときは必ず元にもどすこと、整理整頓することで大切なものがなくならない。また、周囲を清潔にすることで病気にならないといった約束をすることです。明るすぎる部屋でなくカーテンも可愛い絵柄から単純で集中できる雰囲気に環境を整えることといえます。 兄弟姉妹がいる場合には、カーテンを使って「自分の空間」を作ってあげることで「自分をここまで愛している親」がいるという感覚になる場合もあります。
 机の引き出しや部屋には自分から元に戻したくなる整理用のボックスを用意し、本・教材・おもちゃ・道具などを 別々に片付けやすい大きさかを工夫します。それには一緒に行動して子どもの眼・耳・手・足になってみて本当に片付けたくなるかを味わうことも重要といえます。子どもの考えを聞いてアイデアが出たときに貴方は『考える力』を 持っているねと伝えたいものです

 また、学校の行き帰りのルールを親子で話し合うことと一緒に通学道路を歩くことで子どもが安心して一年生になりたい意欲を 育てることも配慮といえます。通学路の途中に犬がいるだけ猫がいるだけで動けない子どももいます。そのようなとき、この家の犬は触っていいが他の犬は注意してね。信号機のある所とそうでない所の危険を親子で一緒に行動してモデルとなる親をみて安心できる子もいます。この川には絶対に入らない。このトンネルや暗いところでは変な人がいないか、怖くなったら逃げることなど示し、分かる言葉で説明し安心して通学できるための体験をしたいものです。

 また、学校の環境は幼稚園や保育園と違い靴の置き方、トイレの使い方、雨のときの傘の扱いなど近くの通学している子どもの親に聞いておくことも大切といえます。地域によっては集団登校する場合もあります。 一緒に登校や下校するお兄さんやお姉さんと遊ぶことや紹介しあう場も配慮してあげることでさらに安心して通学できます。親は友達が出来るだろうかと不安になりますが、一度にたくさんの友達を作らせるのでなく「一緒に泣いてくれる友達一人でいいからね」と伝えたいものです。すぐに見つけられる場合とみているだけ、声を聞いているだけ、傍にいるだけで楽しいとき、またじっとテンポの合う子を探すのが最初です

 「給食を全部食べないと一年生になれない、いつも泣いてばかりいると学校に行けない。勉強が出来ないと一年生になれない」といった脅して育てるしつけは、不安感を与えることになるので絶対にやめたいものです。またすべての教科に満点を取りなさいというしつけでなく、「得意な科目一つ見つけてね」といったすべて出来る事でなく得意な箇所を みつけ「考える力」 があることを気づかせることです。

 子どもに 能力があることを気づかせるしつけを通して学ぶ意欲を育てること、そして自分には考える力「生きる力」をもっていると信じさせ一年生を迎えさせたいものです。 


園長  飯田和也

<< 一覧へ戻る

ホーム教育目標幼稚園の生活子育て支援募集要項アクセス誠和幼稚園ブログ