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先生・お母さん「学ぶ意欲も考える力」もあるよ、見つけ・伸ばして!

2007年12月20日 木曜日

 幼児教育は幼稚園も保育園も同じ考えで行われていますが園長の考えによって大きな違いが見られる現状です。子どもが上手にすべて出来る事が良い幼児教育と思い込んで子どもに押し付けている教育、能力がある子どもだけを大切にしている教育、できない子がつらいときを大切にしていない教育、ものや友達を 大切にしないで知識と技術中心の教育など様々見られます。
幼児教育の中で

1、遊びを通して総合的な保育
2、人は環境を通して相互作用で発達する
3、主体性を尊重する


ということが重要といわれています。
 この三つのことを本当に正しく理解して生きる力を育てなければならないと思います。しかし12 月5日の新聞によると、「日本の高校一年生、理数も不振」と大きく取り上げていました。それには、経済協力開発機構(OECD)は、世界の57国・地域の15歳約40万人を対象に昨年実施した学習到達度調査の結果を発表した。新聞によると「読解力、数学的応用力、科学的応用力などいずれも回を追うごとに平均得点が下がっている」と示していました。日本の教育は他の国に比較して考える力や学ぶ意欲の低下が浮き彫りにされたという報道でした。

 また今春の学力テストでは「活用力に課題がある」ということも言われています。学力低下の原因は何か考えなければならないにしても「学ぶ意欲・考える力」を生きる力の中に取り入れることが重要といえます。学ぶ意欲や考える力を育てるには、幼児教育において上の三つのことを理解していることといえます。しかし、教え込めば出来るという考え、与えればできるようになる、覚えさせれば知的に高いという考えだけではないことを先生と言われる人と親は特に見直ししなければならない警鐘といえます。赤ちゃんのときからお母さんの顔をじっと自分で観察し他の人との違いを捉えています。お母さんやお父さんの声を聞き分け、口に入ったものを自分で味わって判断しています。幼児になると真似をしなさいといわれなくても自分から親の動きを見て真似するなど主体的な行動をして知的発達を持った生き方をしている乳幼児です。

 しかし、折り紙でも折り方を 教えて上手になればいいという先生や親はこの新聞報道から「学ぶ意欲・考える力」を育てていないということを反省しなければなりません。子どもは親や先生の折り紙の折っている姿をじっと面白い・不思議・楽しそうと見ています。(当然、子どもの能力に併せた教材と先生やお母さん大好きという気持ちを大切にしていなければなりませんが)このとき子どもは見なさいといわれなくても自分から見ています。ここが知的発達の主体的な場面です。「真似しなさい」といわれなくても真似して同じように折り紙をしています。ここも自発的で知的発達です。

 そして子どもは自分なりに工夫して人差し指を使用したり手のひらをつかったりしてアイロンをかけます。この自分なりに工夫して折って考える力を使っています。このように知的発達の中身を見つけ、共感することで子どもは「自分のことを認められ、愛されている」という感覚になります。その中で「学ぶ楽しさから考える力となり、生きる力」が沸いてきます。遊びを通して総合的保育といわれている中身を分析するとこのように大切な場面となります。乳幼児のときに子どもは専心没頭して遊んでいるとき「知的発達している」ということを見つけることです。遊んでいるからいい、あそばせているから大丈夫、勉強させているからいいというのではありません。

 よい大学を 選ぶよりよい幼稚園や保育園を選ぶことの重要という考えを持たなければなりません。知的発達を伸ばすかは園や家庭において「共感や問いかけ・助言、励まし」などタイミングよくすることです。大人や友達のほめ上手や叱り上手な態度から生きる喜びを味わい生きる力を育てると同時に「学ぶ意欲・考える力」も大切にしたいものです。 


園長  飯田和也

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