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お母さん「ほめ上手」でいてね

2007年3月22日 木曜日

 ほめ上手な人の傍にいると心が温かくなります。しかし、人の欠点ばかりを言う人の傍にいると心が貧しくなった感覚となり悲しくなってしまいます。

親となり子育てが忙しいときに、なかなか子どもをほめることができない場合があります。毎日、食事・洗濯・買い物・掃除などの家事に追われてゆとりのないときに「ママ」『ママ』 と呼ばれても落ち着いて向き合うことができない日常が多いと思います。時々、お子さんのいいところを 教えてくださいという質問をすることがあります。親子遠足においてもクラスで家族紹介をします。そのようなときに、クラスの友達やお母さん方の前で、「わが子のいいところを 紹介してください」と伝えます。しかし、なかなか人前でわが子のいいところを 伝えることが困難なことがあります。人前で自慢話となって何か言いづらいという気持ちもあります。このような中で全員が子どものいいところを 話すという機会としてチャレンジしていただいています。

 子どもにとっては、初めて人前で自分のことをほめられるという体験になる子もいます。恥ずかしくてなかなか自己紹介のできない親や子も見られます。しかし、ほめられる子どもにとっては「え」 「あれ」「おや」といったいつもと違う感覚になる場合も見られます。そのようなときに、お母さんやお父さんから「いつも食べた後の手伝いができています」「 妹や弟を可愛がってくれます」「お風呂の掃除手伝ってくれて有難いです」「自分から〇〇してくれます」といったほめ言葉を聴いている子どもの笑顔がとてもうれしそうであり、自信をつけているようです

 ほめ方の第一歩として身近な人を受け止めていただくことを 願っています。急にはなかなかほめることができません。 どうしてほめることができないかというとほめる相手をよく見ていないからほめることができないということを 気づくと思います。悪い箇所はチラッと見ただけで気づくことができます。「挨拶ができない」(本当は口の中や小さな声でおはようと言っているのに)。「ご飯やおかず全部食べない」(今日は体調がよくなくて食べたくない日、眠くて食べられない、おなかがいっぱいだが少し食べられた)。「ひらがながなかなか書けない」(自分なりに書いている)といったことを見つけるのは簡単といえます。しかし、子どもはできていることがたくさんあります。『いいところを見ようとしない・見ない・見れない』といった 大人の立場、都合に合わない行動をしていると悪いと決め付けてしまう場合もあります。

 人前でほめようと思っていても、悪い箇所を直すことを中心にした子育てをしていると、子どものいいところを見る眼をなくしているのではないでしようか。 いつも親から否定されたり、 けちを つけられたり、 文句ばかり言われていると人に対していいところを 見ないで悪い箇所ばかりを 捉えた生き方をする習慣になってしまう場合も見られます。劣等感の強い生き方となり偏った性格になる場合もあります。ほめ上手とは、子どものいいところをみつけること、それにはじっとよく観察すること、そして子どもを 『受け入れる』という生き方を していないとほめる行為に結びつきません。

『〇〇片付けて』と頼んだときに片付けすることが当たり前という態度でなく、こんな風に片付けるやり方が工夫できてきた、成長・発達しているなと感じる力が『ほめ上手』は必要になります。「半年前に比べるとここができるようになったね」といった観察する眼をもち、工夫している態度が理解できることです。ほめ上手なしつけにより子どもは自分から〇〇しようといった『生きる力』を身につけ始めます。どうか子どもや家族に対して「ほめ上手」な母親でいてあげてください。 


園長  飯田和也

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