岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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二月はいいところみつけ三月へ

2007年2月28日 水曜日

 二月は保護者も先生も子どものいいところを見つけ三月で生きる意欲に結びつける触れ合いへ...。
この時期、子どもの行動の中でまねしたり、自分なりに工夫したり、集中しているなどいいところを見つける眼を自分自身が育てたかを、チェックする絶好のチャンスといえます。なぜなら入園(入学)して一年近く経過しているのに悪い箇所ばかり眼について注意だけしていると、子どもは受け入れられていないと感じて自分から進んで行動する意欲をなくしている場合があります。

 子どもにとっては「自分は大きくなった、いろんなことが出来るようになった、一年前に比べて道具も扱うことがわかった、お母さんや先生の言っていることも判断でき自信がついてきた」という場面になってきて嬉しいと思っている子も多くいます。

 例えば、一年近く月日が経つと挨拶がはっきり言えなかった子が大きな声で「おはよう」「バイバイ」と言えるようになっています。またトイレでズボンを脱いだり、はいたり出来なかった子が自分から出来るようになっています。しかし、先生やお母さんが「出来ない部分だけ」を一生懸命に直そうとしてガミガミ小言ばかり言っているとなかなか直そうという意欲に結びつかないことになります。大人から何度もしっこく言われると「わかっているのにウルサイ」と聞く耳をもたない、さらにはいつものことだから「聞いているだけにしよう」と意欲をなくす場合もあります。生きる力を持たせる時期として二月・三月がもっとも大切といえます。

 四月から新しい環境の小学校に入学し、また大きい組に進級する子どもたちに「大きな自信をもたせる時期が二月・三月」です。しかし、一生懸命ひらがなを自分なりに工夫して書いているのに「そんな字かけないと学校に入れませんよ、」辛くて悲しくてシクシクしていると「そんな泣いてばかりいると大きい組になれないよ、」がんばって食べられるようになったと思っているのに「全部おかず食べないと四月から大きい組でなく小さい組になってしまうよ」といった脅しを言い過ぎると自分は「出来ない子」「食べられない子」「絵もかけない子」といった劣等感を身につける場合も見られます。劣等感を抱かせるような叱り方や注意をするのでなく、いいところを見つけて「生きる喜び」「生きる力」をもたせることで三月を一年間のまとめの時期として過ごさせ、自信をもたせてあげたいものです。 親、また先生として子どもを見つめる時、いい箇所を捉える力を持っているかどうか時々見直したいものです。

 一年じっくりとよく見ていればいえます。しかし、よく見ていないといいところはいえません。また、子どもを心から愛して受け入れないとほめることはできません。成長したところを見つけるためには、友達とどのようにかかわっているか見つめることで把握できる場合があります。子どもを見ていると友達からの影響で大きく成長をしています。たくさんの友達を見つける必要はありません。共に泣いてくれる友達一人で良いからもう一度見つけてあげて欲しいものです。

 友達と仲良くなり、その相手の絵が上手であったり、ひらがなを書いたり、歌っていると一緒になりたい、遊びたいということで相手をよく見て、そしてまねをしようとします。そこには知的発達の育っている場面となり、そこを見つけるのがお母さんや先生といえます。わが子がどのような友達とかかわりたいか子どもを本当に愛するお母さんや先生なら判るはずです。

 自分のこと受け入れ、愛してくれる友達をこの時期に見つけ、三月でさらにかかわりをふかめて新学期にむすびつけたいものです。親や先生として子どものしようとしている箇所を見つけることが、出来ていない場合に残りの月日で成長・発達したところをとらえて気づかせ自信を持たせるのが愛情といえます。
このように生きる力を伸ばす時期を見失うことのないようにしたいものです。 


園長  飯田和也

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