岐阜県中津川市 学校法人 緑ヶ丘学園 誠和幼稚園|誠和幼稚園ブログ

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「真似るは学ぶ、学ぶは創造力」

2006年1月16日 月曜日

「真似ることができてよかったね、真似ることから始まるよ、お母さん・・ちゃんの力信じるからね」とわが子に伝えていますか。子どもの能力を見つける眼とそれを理解し、自分なりに工夫して生きる力を伸ばす触れ合いをしたいものです。

 子どもたちの行動を見ていると、様々なところで今までと違った言動をしていることを気づくことがあります。どこでおぼえてきたのかなと思うと友達がアニメのキャラクターが好きであると同じものを身につけたくなり、保育者の言葉や行動を真似していることが理解できます。

 家庭で「幼稚園・保育園ごっこ」といって「朝の挨拶をします、皆さん立ってください。」「・・チャン、上手だよ」「はさみはこうやってもつのだよ」といって安全な持ち方を家でも教えてくれます。家に帰ってきて、その日のことを家族に示すとき、「ママ、紙ください。一枚だけです。はさみ貸してください。」と言って園でいつも言われていることを真似します。そして、折り紙をきれいに三角に切り、重ね合わせてクリスマスのツリーを紙袋に貼ってその日のことを思い出し、真似して造っている場面をみることがあります。

 先生が大好きであれば、折り紙の折り方を保育者のとおりに真似して折り、そして丁寧に切っています。先生がのりを使っている場面、また友達が切っているとおりに思い出して真似している場面にもなります。自分の座っていたテーブルで友達がはさみやのりの使い方が「おもしろい・いいなあ」と思えば真似して家庭でもしている場面となります。大切なことは家庭などで再現するときに先生や友達との言動を真似して行っているときを親として「受け入れる」ことです。

 「人の真似して駄目」といった考えだけでなく、真似する力が創造力になると信じてください。真似しているとき真似した相手とまったく一緒にならない場合があり、そこで「自分なりに工夫する」ことが出てきます。つまり、「創造力」が要求されます。昔の教育は人の真似して駄目といったことが強かった気がします。真似しなさいといわれなくて自分から真似をしたとき、自分の意思で判断してそこからが「第一歩」という場合もあります。簡単に自分で作り出すことができない場合、イメージがわかない場合に「先生がこんなことしていた」「友達がおもしろく描いていた・造っていた」といったことを想いだして作り出す場合もあります。このような時に大切なのは「真似したくなる相手」が周囲にいるかということです。先生のようになりたい、お母さんのようにしたい、おとうさんのように強くなりたい、友達の・・チャンみたいにしたいといった人間関係が重要な要素となります。

 親として真似したくなる相手になっているかどうか見直したいものです。子どもを受け入れていなければ真似してくれません。いつも文句ばかり言っていればそばにいません。また、小言ばかり言っていれば小言ばかり言う子どもになっています。叩いてしつけをしていれば相手を叩いていうことを効かせようと真似します。片付けていない生き方をしていれば片付けなくてだらだらしている姿を真似しています。親の姿を見て育つのが子どもです。また保育室の保育者の姿を見て育つのも子どもです。

 様々な場面で真似している子どもたちがいることを理解したいものです。そして、真似る力があれば将来、社会の中で自分なりに発達し、自分でしか咲かせられない人生の花を咲かせていくことを信じて見守っていたいものです。大人は子どもに真似されていることを時々再認識し「いいところを真似してね」といった触れ合いをしたいものです。 


園長  飯田和也

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