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「ケチをつける人は劣等感がある人・・」

2005年12月1日 木曜日

 大人になってある程度、地位も名誉も財産もあるのに人に対して「ケチ」をつける人がいます。世の中に劣等感を持っていない人はいませんが、劣等感を自分なりに出しすぎないような生き方がしたいものです。大人になって、相手に対して「ケチ」をつけないと生きていけないような態度をとる人に出会うことがあります。他人より社会的な体験が乏しく、能力も偏り、知識も技術も少なく劣等感があると人に対してケチをつけて相手を引き下げようという心が働くこともあります。このように人に対してケチばかりつける人は育った環境や育てられ方など生き方に問題がある場合が見られます。

 自分より少し目立って他人からチヤホヤされている、お金をもっている、美貌である、能力があるという相手に対して悪いところや弱い箇所を探り、ケチをつけて引き下げようと言う心が起こる場合があります。心の中だけにしまっていれば問題は少ないが、周囲の人に対して話したり、また、相手に平気な態度に出すことをする人がいます。このような人は自分なりに劣等感を克服する生き方を身につけていないことです。家庭の中で親から否定されて育ったり、文句ばかり言われて「いい箇所 」を見つけてもらえなく育てられた環境もみられます。

このような人からは「生きる力」を与えられることがありません。人をほめることの下手な人、共感する心のない人の周囲にいる子どもたちは「生きる力」を味わうことが少なくなります。子どもたちに生きている喜びを与えることのできる人は劣等感を持っていても自分で解決し、おおらかに生きる態度を持っていると言えます。自分よりも能力の低い人や力の弱い子どもには威張ります。相手の肩書きによってはまったく異なり低姿勢の態度をとる人となります。このような人のそばで育った子どもは表面はニコニコとしていても裏ではまったく異なった態度を示したり、自分より弱い者には横柄な態度をし威張るという行動をする場合も見られます。

 このように劣等感を持って子育てをしないような生き方が求められます。劣等感を克服するには「誰でも劣等感を持って生きている」ということを認識して生きていくことが大切とも言われています。自分自身をありのままに受け入れることです。できないことは仕方ない、やれないこともある、今はうまくいかないときといった開き直ることも大切といえます。困難に出会ったときに無理にがんばろうという態度をとることや、自分の弱さを隠そうとすることで返って相手に対していやな感覚にさせています。親として子どもに対しても完全に何とかやり遂げさせないと気がすまない生き方や失敗を恐れさせて育てるのでなく、失敗するときもあるよとおおらかな生き方をさせることも大切と言えます。

欠点ばかりを直そうと言う育て方だけでなく、長所 を見つけて伸ばそうというしつけが大切ですが、自分自身が高すぎる目標を設定するのでなくできそうな目標を設定し、一歩一歩前向きに生きていこうという生き方にきりかえる決断が求められます。自分自身を受け入れることで相手の生き方もおおらかに見つめ、受け入れることになります。このような態度をすることができて周囲にいる子どもも大人も一緒に生きていきたいという楽しい心情になります。人にケチばかり言って相手をいやなひと時にする生き方から共に喜び合い、心の交流ができ、困難を乗り切る力をお互いが持ち合う関係ができる「出会い」にしたいものです。

 本当に子どもを愛している人なら子どもや他人を「けなす」ことは控えたいものですね。 


園長  飯田和也

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